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2005年4月20日 (水)

おむすびクリスマス

中学二年のバレンタインの時に、同級生の女の子からチョコレートと手紙を貰った。
生まれて初めて貰った本命チョコだ。だって手紙付き。そりゃドギマギしたさ。
その子は直接渡す勇気が出なかったとのこと、だから彼女の親友に託してそれは僕の手元に届けられた。


女性とお付き合いをするなどそれまでの僕の人生でヤマダカツテなかった体験。もちろんそれはお互いが。
当然デートなどしたことすらない。何処に行くでもなく公園を手を繋いで歩いてみたり。
交換日記など…したり…か~ッ思い出すだけでカユクなってくる(^^)

その当時はケータイもパソコンも何もない。
学校が終わってから、お互いが家に帰ったあとの唯一のコミュニケーション手段は自宅電話。
毎日、毎日。電話しまくったさ。今日は僕から、明日は君から。そう二人で決めて。
それで、口で言えないことは交換日記に思いの丈を書いたり。
はあ…なんて清純な。こよなく愛すべき若かりし時のふたり(^^)

校内で二人だけの秘密の時間と秘密の場所を決めて、授業が終わったあとにそこで待ち合わせして。
背中を壁につけて今日あったことを話ししたり。
彼女の家の近くまで遠回りして一緒に帰ったり。クラスのみんなに見つからないように。


ん…これは今回の本題じゃない。
何で俺こんなこと書いてるんだ?? あかん、今回チャランポランになりそう。


え~件のものはさだまさしさんの名曲です。(1985発売のアルバム ADVANTAGEに収録)
おむすびクリスマスです。時期外れも甚だしい(^^) だって書きたいんだよ今。許して(^^)


歌を聴いて、初めて泣くという僕にとって貴重な体験をさせてくれた曲です。
さださんは稀有の詩人であり、そして稀有のストーリーテラーでもあります。


歌詞の内容はこうです。

 君はもう忘れてしまったかしら 二人だけのクリスマスイヴ
 あの頃僕等お互いの愛の他 何も持たなかった
 それでも僕等は精一杯に 生きようとしてたね
 ケーキの代わりに 君がこさえた おむすびの塩が胸に沁みた
 おむすびクリスマス 忘れない 笑いながら泣いていた君を
 おむすびクリスマス 本当は とても幸せだったと後で気付いた

ね…。
んー、こうやって書いてしまうとどうってことないな(^^)

でもこれが曲に乗るとね、来るんです。
おむすびクリ~スマ~スの「マ~ス」のところでホラ、アレ、クリスマスソングとかディズニーでよくあるあの半音下がって上がるあのフレーズ、わかりる?あのなんともじれったいような腋をキュッと締め付けられるようなあの感じ。…分らへんか^^

将来…僕は必ず彼女と同棲して、そしてビンボーになって、それでこの歌にある素敵な世界を経験するんだ、と一人妄想に耽っておりました(^^)


彼女とも、何度か一緒に名古屋市民会館までさださんのコンサートに行った。
そういえばたけスンともよく二人で一緒に行ったな。さださん聴きに(^^)


中学二年から始まり、そして7年付き合った彼女と、いつからかすれ違うようになった。
いつの間にか僕は社会人に、彼女は短大生になった。
会える時間が限られてきたことも勿論ある。
でも、お互いが共有するものが、段々、少なくなっていった。砂山がゆっくり崩れるように。
そして彼女は僕を離れた。僕は数年引きずった…僕という男はそういう人間。
そんな時にこの歌と出会った。

僕は、これを真夜中にヘッドホンをして聴いたのよ。
いくらなんでもそのシチュエーションはヤバいな。…ちょっとコワイ?^^;


その時以来。
自分でも思い掛けなく何かが心の琴線に触れると、すぐ、泣くようになってしまった。
…それって女々しい?


それは音楽に限らず。例えば蛍の墓とか(^^)
それだけじゃなく、自分でも予想がつかない様なありえない場所や状況で。
人から見たらきっと不自然な時に僕は偶に、泣いてしまうことがあります。


…あーやっぱりチャランポランな内容になってしまった(^^)
書かなきゃ良かった。泣こかな~。

sada_advantage

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コメント

さだまさし 好きなんですよ~
グレープの頃から好きでした
「掌」を聞くといまでも泣けるかも。。。。

さらに泣きたい気分ばんばんの時は中島みゆきだな^^ヾ

この間マニ☆ラバの「青森駅」を聞いてなんだか泣けてきてしまいました。。。。

投稿: ともも | 2005年4月20日 (水) 09:15

あ~さださんの話がこんなところで出来るなんて!ブログやってて良かった(^^)

さださんの歌で泣けてくるのって沢山ありますよね…!
すぐ思いつくだけでも例えば…

「黄昏迄」とか「フェリー埠頭」とか「極光」とか。

「黄昏迄」は本当に夕暮れ時の黄金色に輝く海の色が見えてくるし、「フェリー埠頭」は、僕は男だけどこんな気持ちになる事だってあるんだと自覚できるし。

それから「極光」って、実話だって知ってました?

投稿: レノすけ | 2005年4月20日 (水) 22:49

オーロラの説明
夢の轍のライナーノーツにありませんでしたっけ?

さだまさしの歌詞の世界がすごく好きで。。。

前に九州に行った時大宰府に行って「飛び梅」見てきました

心字池の橋で これが過去 これが未来とか思いながら(笑)確かにあの橋は傾斜が急なので転びそうになります

用事があって北九州行った時 わざわざ大宰府まで行ったのは「まさしんぐワールド」のためだけだったりして
へへへ

思い出がからんで泣く曲は「檸檬」です
学生時代に付き合っていた人の大学が御茶ノ水で私が市谷だったので もうジャストフィットっちゅうか直球ストレートど真ん中っちゅうか。。。
お別れした後で私が就職して会社の用事でお茶の水に行った時に 大勢の学生の群れの中にいた彼とばったり会ってしまって 会釈だけして通り過ぎた後 聖橋から見たオレンジの中央線と黄色の総武線
もう頭の中はエンドレスで「檸檬」でした

投稿: ともも | 2005年4月21日 (木) 01:02

檸檬
こんな話が出来るなんて本当に嬉しいです。

実家に戻ると、LPが(^^)沢山置いてあります。
私花集は中学一年の時に買いました。何だかジャケットに惹かれて(^^)
檸檬はおふくろと一緒に初めて聴いた(^^)
んと、一曲目の歌の、君がサヨナラとマッチの軸で…はお店の中では危ないですよね。

好きなアルバムは「印象派」。
理由は無いけどなんかビートルズを感じたりしするから。
あとどのアルバムだったか覚えてないけど…付録で新聞が付いてきてるのがありましたよね。印象派だったかなあ?
あのTV番組欄がこよなく好きでした(^^)

投稿: レノすけ | 2005年4月21日 (木) 01:29

付録に新聞。。。。
う~ん「朝刊」がはやった頃何かあった気がします

好きなアルバムは帰去来かなぁ

グレープ時代は吉田さんのほうがハードな音が好きでそういう傾向もあったけどソロ第1作のこれはすごく音作りがソフトになった気がしてとても好きでした


レーズンで1枚出してますよね
あれ 両方が自由にやっててすごく良かった

今年に入って三年坂が出てたんですね
知らなかった
買わねば!

投稿: ともも | 2005年4月21日 (木) 09:59

さださんの話は尽きることが無いですね(^^)


昔、コンサートのMCでも本人が言っていましたが、「もう何年も僕の毛根はもたない」的なことを(^^)

いまのさださんのオグシに密かに疑惑を抱いているのは僕だけ…?

投稿: レノすけ | 2005年4月23日 (土) 00:59

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