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2005年4月20日 (水)

Wind Songs

当時は名古屋の栄に通っていた。職場がテレビ等の真東だった。
セントラルパークに下りるとすぐ新星堂があった。
そのアルバムの発売初日、それは入り口の特設コーナーに山積みになっていた。

「Wind Songs」というアルバム。
相馬裕子さん。
1991年デビュー。


彼女は何と。うちの会社の取引先のダクト屋さんである『章栄鈑金』さんの相馬専務のお嬢さん。
発売当日、うちの会社の常務が朝礼で(^^)
「今日は章栄鈑金の相馬さんの娘さんのレコードが発売される日だからみんな買うように」と社命が(笑)

社内の噂では聞いていた。
相馬さんとこの娘さんはメチャ可愛く、歌も上手くて何でもイギリスに行ってレコーディングしてきたんだとさ。
で、もうじきメジャーデビューアルバムが発売されるんだと。
勿論買いに行きました。仕事帰りに。


その当時の僕は一人多重録音マニア(^^)
音源モジュールやらシーケンサーやらMTRやら給料の全てをつぎ込んで^^一杯買い込んで、自宅でシコシコしてました(^^)

それで彼女のアルバムを早速聴いてみたのですが、その余りにも無垢で素朴でアコースティックなサウンドがその当時の僕の志向と懸け離れており、一度聴いただけでお蔵入り(^^)裕子ちゃんゴメン。
でも、声は素晴らしく良いな、と思いました。


それがここ最近。
ふとしたきっかけでそのCDをなぜか引っ張り出してきて。
出勤時にバス停まで向う車の中で繰り返し聴いています。
もう完全にヘヴィーローテーション。


それで思うんです。
何であの時の僕はこんなに素晴らしい音楽を受け入れることが出来なかったんだろうと。

で分ったんです。
音楽の良さ って、テクノロジーとか技術とか(一緒か^^)、そんなもの何も関係がないのだと。
その当時の僕はきっと。
ヤンエグ気取りで、もの凄いイケスカナイ野郎だったんだな。ッて痛感した。
めちゃカッコ悪かった。

気持ちの機微や、柔らかさ。そんなものを信じてなかったんだな。


相馬裕子さんの歌声は、そして呼吸するその息は…清らかに透き通っています。
sohma_hiroko

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