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2005年10月24日 (月)

あるだけ幸せ

窓に映った自分の顔(というか頭)を見てしまってからというのも気になって気になって仕方なかった。
ピロッとなっているのである。

右側頭部から襟首にかけての部分である。
寝ぐせを直す時間が充分に取れなかったのである。
一応は、直したのである。
だが乾燥すると共に元通りに戻ってしまったようである。
経験上こうなってしまったらもう今日は駄目である。
気分ってホントに髪次第 である。
昨夜の因果律を思い出す。俺何やってんだ。夜更かしするからだ。


僕の席の隣は昨年定年を迎えた方である。嘱託で残って下さっておられるのである。
あまり大きな声ではいえないが、少々来ているのである。
別の支店におられる営業の方も今年定年を迎え、そして同じように嘱託で残って下さっている。
そしてまた同じように、この方も来ているのである。ただしこちらは少々ではなくモロである。

その営業の方から電話を受ける。そして隣の御大に取り次ぐ。
こういう場合開口一番「代わりました」とか言うのが普通である。
だが隣の方は「ハゲました」と言って受話器を取るのである。誰に言うでもなく。ごく自然に。
そしてそのまま会話に入っていく。受話器の向こうでウケている気配もない。
非常に枯れた、味わい深いシーンである。


ことあるごとに隣の御大は僕に教えてくれるのである。
寝ぐせが出来るほどの量があるというのは幸せな事なのだ と。

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