声は夢に通ず
声を出す。
これは意外と大事なことのようだ。
声とは自分の口から出た音声。言葉。
それが自分の耳に届く。自分の声を聞く。要するにフィードバック。ギターでもアンプを通してよくやるそれ。まあギターはどうでもいいけど。
で自分の声が自分にフィードバックされるとどうなるか。脳に響く。良くも悪くも。
つまりいい声、いい言葉は脳を活性化させる物質(セロトニンetc)を多く生み出すらしい。
逆に悪い言葉はそれを阻害する。それは愚癡やネガティブな言葉。
つまり苦しい時ほどポジティブな言葉を意識的に口に出した方がいいらしい。極端な話それは嘘でもいいらしい。
笑顔もそう。笑うと免疫力がアップすることは医学的にも証明済みのことである。楽しくなくても無理やりにでも笑顔になってみるだけでネガからポジに転ずる。
じゃあそれをして損か得かと言われれば元気になる方が良いに決まっている。
そう理解した上で目標や決意を口に出すことを考えてみる。人前で自分のそれを公言することの意味を。
ある側面ではそれはストレスともなり得る。
また一方では脳を活性化させる脳内化学物質のドーパミンの分泌を促す。そしてそれはやる気へと繋がっていく。
その場合公言する目標は大き過ぎても小さ過ぎてもいけないらしい。確率50%ほどが最もいいらしい。
簡単には出来ないけれど実現不可能でもない程々の目標。それが最も多くのドーパミンの分泌に繋がるらしい。
要は自らの意識で自分の脳を「できる脳」に変化させていく。
そしてそのキーとなるものは「自分の声」なのだ。
そう考えると夢を語るという行為は、自分を高める上でもとても大事なことになる。
とにかく口に出していくこと。そして出し続けていくこと。
そこにチャンスが生まれてくる。縁も出来る。色んなものがそこから拡がっていく。
夢や思いを自分の胸にしまいこんでいては何も生まれない。
「有言実行」と「不言実行」。
日本人は後者が望ましいと思われがちだけれど、夢を実現するためには医学的にも現実的にも実は逆なのだ。
だから声に出していく。声には力が間違いなくあるのだ。だからまず、声。
自分に対して遠慮していて何がどうなるものか。
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