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2006年3月 8日 (水)

一時停止

随分会っていない友達の夢を見る。


濃紅色の車で迎えに来てくれる。
見覚えのあるような無いような場所である。
運転席から僕を覗く笑顔がとても素敵だ。
腕を伸ばして助手席のドアを開け、僕を招いてくれている。
僕は乗り込む。

何処に行こうか と僕は尋ねる。
答えは返ってこない。友達の口だけが動いているのが見える。
ふと気付いたら周囲は全くの無音である。自分の声すら聞こえてこない。さっき尋ねた僕の声も実は聞こえていなかったことに気付く。

交差点に差し掛かり、これから何処に行こうかと考えているうちに僕を除く全てが一瞬にして停止する。
動いているのは僕一人である。
景色も動かない。車のウィンカーも点灯したままで友達もマネキンの様になってしまう。


翌朝。
何だか気になってその友達に連絡してみようとする。
何かあったような気がするからだ。


でも、やめた。

そんなことをしても何も意味が無いことがわかっているからだ。
この夢にもきっと何の意味も無いのと同じように。

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