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2006年8月23日 (水)

完コピ

子供は大人の行動をじっと見ている。
そして忠実にそれをコピーしようとする。

よく見ているし、よく聞いている。それはまるで使い古された言い回しではあるがまさにスポンジが水を吸うような如くである。
要するに、一番近しい大人である両親としては断じて下手なことは出来ないし言えないのである。それをそっくりそのままコピーされてしまうからである。自分の周りにいる大人(主に親)が間違ったことをするかも知れないなどとこの年代の子供らは夢にも思っていないからである。


暑い夏でもちょっと風のある夜などはエアコンより扇風機に限る。
貧乏人根性で28℃や思い切って29℃などに冷房温度を設定している時などうっかりすると外の方が涼しかったりする。一体何のための冷房か。
で扇風機である。カーテンを揺らす風と相俟って近所から風鈴の音など聞こえてきたりすると風流なものである。


で扇風機である。
先日も結構風のある夜にエアコンから扇風機に切り替えようとしたのであるが、壁際においてあった扇風機を空気力学的に最適の位置に移動し起動しようとした時のこと。

チビがそばにやって来て扇風機のスイッチを入れようとした。
いや、それはいいのだ。
しかしこいつ気が利くなぁなどと思うのも束の間。ぼくはチビのとった行動に自分の姿を投影し激しく反省せざるを得なかった。


何と彼女は「パパー回すよ~」ってなもんで足の指でスイッチを入れたのだ。

彼女にしてみればぼくを含めた周りの大人がみんな知らず知らずのうちにそうしているのだろう、扇風機のスイッチは足で入れるものと認識されていたのであったのだ。
それを器用というのかどうかはさておき、三つ子の魂百までとも言うしこの時期に子供が身体で覚えたことはなかなか抜けるものでもあるまい。うまいこと矯正できるかなあ・・・と自分の振舞を猛省した夜であった。

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