ジーパン
ぼくはジーパンが好きだ。といってもマニアじゃないから詳しいことは何もわからない。よく考えたらただ単に嫌いじゃないというだけなのかもしれない。
あれ?ジーパンて死語か?ジーンズとかデニムと言うべきか?まいいや。
でまあ経年変化というか自然な色落ちを楽しむことが出来るという点で基本的にぼくはジーパンを穿き潰すまで穿く。
中でも色落ちする部分で一番好きなのがここである。
↓
それは裾だ。
このシワシワ感である。
だがひとつ悩みがある。
ぼくの場合今までの人生に亘って既製品をカットせずに穿けたためしがないのである。だからいつまでもそこの部位は綺麗なままだ。
ベルボトムやブーツカットなど、一番重要なそのシルエットが始まる前の部分から切断して再縫製せねば使いものにならないのだ。ということは単なるストレートでしかなくなる。それは実に、悲しい事実だ。
だからたまにぼくは穿く。程よく色落ちした裾をカットしていない奥さんのジーパンを。
部屋の中で裾を引き摺りながら。
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