イナバウアー
うちは毎週月曜と木曜にゴミを出す。
しかし毎回毎回これが結構な重量になる。桑名市指定の半透明の青いゴミ袋がパンパンになる。いったい我が家は何をそんなに捨てているのか。
それはオムツである。布ではなく紙である。育ち盛りのもうじき3歳になる双子の排出するオムツの量たるやそれはそれは凄いのである。
普通の家庭では奥さんが子供のオムツを替えることが多いと思う。
我が家の場合はぼくが家に居る限りできるだけその担当を買って出ている。つもりである。
なんせ奥さんは24時間子供と一緒に居るのだから家にいる間くらいはぼくが替えてあげないと。現実的に炊事や家事の合間のオムツ交換は大変なのであるからして。
でぼくは知らぬ間に上手くなる。オムツを替えることが。全国お父さんオムツ替え選手権に出場したら上位に食い込む自信がある。
その丁寧さ、拭き取りの速さ&正確さ、ギャザー部の状態そして仕上がりの美しさ等々。全てにおいてパーフェクトに近いと自負している。ここまで来るともはやプロ級である。
子供も子供でプロ級のぼくにオムツを交換して貰うのは結構嬉しいみたいである。片手にオムツを用意し「パパうんち出たよ」と申告してからごろんと仰向けになる。
紙オムツにコビリ付いたうんちはトイレに流さなければならない。そうでないと大変なことになるし、時期的にも今はヤバイ状態になる。
この時カチカチ&コロコロなら楽であるがそうでない場合は結構骨が折れる。手にも付着する。
愛情が無ければ決して出来ない行為である。冗談抜きにぼくはそれを汚いと思ったことが無い。ああ父親してるなと実感するひとときである。
最近は子供も要領をしっかり得ており、パンツ・タイプの紙オムツを腰まで引き上げる時などにはあらよっと腰を浮かせるようになった。
どこで覚えたか知らないが「イナバウアー」などと言いながら。
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