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2006年9月 5日 (火)

夢の記録

ひと月ほど前に寝汗をびっしょりかいて起きたことがあった。

今の生活に全く関わりの無いと思われる夢を見たのだ。どちらかというと、怖い夢だった。
起きた時、心臓は激しく鼓動し、目には涙が一杯たまっていた。
そこで五感で感じていた音から色から何もかも、その夢の全てを僕は現実に僕の身の上に起こったのものと暫くの間信じて疑えなかった。

正確な内容は(いや、夢自体が正確とはいえないのだがそれを見たままという意味で)時間の経過と共に記憶は段々と薄れていってしまう。その内キーワードだけが残る。
だがそのあまりのリアルさから何か意味があるような気がするので(また同時にその逆も大いに感じるが)書き残しておきたくなった時のメモがこれである。
今これを推敲している段階でその記憶や情動は全く残っていない。綺麗さっぱり消え去ってしまっている。
だから今の時点では全く意味をなさないのではあるが、後日何かの手掛かりになるかもしれないので記録に残しておく。


「真夏」
 …蝉が激しく鳴いている。
「義父」
 …見たことも会ったこともない義父。だが間違いなく義父。どういった原因かは解らないがぼくとの信頼関係はイマイチ築かれていないような感じ。ぼくが一方的にそう感じているような雰囲気である。
「義妹」
 …義父と同様見たことも会ったこともない義妹。だが登場人物としてはれっきとした義妹。
「小学校の校庭」
 …それは住宅街の割と高い位置から遠巻きに見えいている。ひと気がないことから夏休み期間中と思われる。木の陰からぼくはその風景をボーっと眺めている。
「銃殺刑」
 …何故か銃殺刑がその校庭で行なわれることになっている。背の高い木の柱が4~5本校庭の隅に立てられており、どうやらそこで行なわれるようだ。一週間後がその予定日だという。隣の家から廻ってきた回覧板でその事実を知る。
「喫茶店」
 …その後子供二人と義妹と姪っ子と近所の喫茶店へランチを食べにいく。その喫茶店は見たことも聞いたこともない。店内はかなり和風である。
「知性的な中年の女性」
 …その喫茶店で主人として働いているセレブな感じの女性がいる。彼女は厨房に立ち、仕事をしながらチラチラとこちらを見る。だがそれは決して厭らしいものではなく、むしろ好意的な視線にぼくは感じる。


このような断片的な記憶が入り混じり、しかも完全に脈絡を欠いている。
残念ながらこのようなキーワードの羅列を見ても具体的な内容は全く思い出すことが出来ない。しかし夢を見ている間はものの見事に全てが符合し、現実としか思えないリアルさがあったことだけは確かだ。
それにしても1週間後に銃殺刑が日常的に白昼堂々行なわれるというショッキングな事実だけは強く印象に残っている。
ぼくの激しい胸の動悸と慟哭はその受刑者(おそらくは冤罪と思われる)に対する念かそれとも自身がその受刑者そのものであったのかはわからない。


こういう具体的なキーセンテンスを持つ夢をここ数年僕は観た事がない。夢診断的にはどういう意味を持つのだろう。たぶん、何の意味もないだろうけれど。

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