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2006年9月 7日 (木)

甘酸っぱい夏のおもひで

夏も終わりました。

夏といえば思い出すものとして僕には強烈なメモリーがひとつあります。それはロッテのキャンディ小梅ちゃんのように切なく、キュンとする(というかツンとくる)ような甘酸っぱいマイメモリーです。
元々は2年前にセルターブのBBSに載せた記事なのですが、幸いなことにログが残っていたのでこのブログにも記録という形で残しておきたいと考え、再び上梓しようと思うに至りました。
思えばこの頃からブログというフォーマットをボクは渇望していたような気がします。
それでまあ、以下のとおり、原文のまま転記します。


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「衝撃映像」

目撃しちゃったんです…(@@)
ん~映像じゃないな…生で見たから^^
…いやね、先週仕事でとある刈谷のお客様のとこに打ち合わせに行ったんす。年配の営業の方と。
で暑かったんす、当日は。とにかく暑かったんで待ち合わせの後お客様のとこに行くまで時間の余裕があったから喫茶店で冷たいもんを飲んだんです。出されたもんだけじゃ足りなかったからお冷やもガブガブと。

それでまぁ打ち合わせは滞りなく済んだんです。けど、終わったあとにトイレに行きたくなりましてね。あー小さい方です。水分沢山摂りましたから。で二人で仲良く入りましたよ。トイレに。
で手を洗った時に気付いたんです、ハンケチを持ってなかったことに。
ペーパータオルや乾燥機も無かったんでペッペッとしようとしたらその年配の方が「あーこれ貸したろか」とハンケチを貸してくれまして、一瞬う~むと思いましたが親切な人だなと思い素直に借りましたよ。
まあそんなことは些細なことなので忘れてました。


ところが昨日また社内でその人と話しこむ機会がありまして。
ちょうどその日も暑かった。台風一過でね。いい天気で。
仕事中だっちゅのに話してるうちその人もリラックスしまくったんでしょうね、ズボンのポッケからハンケチをオモムロに取り出し、話をしながら額の汗を拭いだしたんです。それはボクに貸してくれたのと全く同じものでしたね。
…そこまではいい。そこまでは全て順調だったんです。

ボクとの雑談が弾みながらそのお方はですね、吹き出る額の汗を拭うだけでは飽き足らず、ハンケチは汗したたる顎さらに首そしてほのかに地肌の露出した頭頂部へと移動していったのです。
そこで話を切れば良かった…忙しいからとさっさと仕事にかかれば全てよかったんです。後悔先に立たず、です。
ところが話は延々続き、行く先を求めてとどまる所を知らぬハンケチは最終的にそのお方のワキヘ…恐らくは想像するに耐え難い湿度と酸味の充満した禁断の場所へ。

彼は笑顔で話しながら丹念にそのポイントを拭い終え、そしてようやくボクは開放されたのです。
無くて七癖というかそれはそのお方にとっては至極自然な行為であり、事実その手つきや笑顔は自然そのもの、ひとつも作ったものではありませんでした。普段からきっとごく普通に行なう一連の作業なんでしょうね。


しかしそのハンケチを貸された者の身になってみればこれは重大なダメージをメンタル面へ与えるに充分すぎる光景でしたね。
いま思うとあの日トイレでハンケチを借りたあと、両のてのひらが妙に酸っぱい臭がした気がしたような…フラッシュバックのようにモノクロのスローモーションであの日のトイレの光景が何度も頭の中をよぎる今日この頃です。
(2004.9.2)
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