嬉しい一致
僕のブログを読んでくれたあるセンパイからこんな風に話しかけて貰った。
「小松左京好きなの?」
もうこれだけでこの上ない喜びである。こんな切り出し方をされたのは生まれて初めてのことである。
こんなところで氏の最高傑作と僕が思う『果てしなき流れの果に』についての話が出来るなんて。
またセンパイはハルキストであることも判明。
『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』を読んでいる時に感じる衝動「あ~このまま話が終わって欲しくない、いつまでも読み続けていたい、何でこんな物語を創出することが出来るんだろう」という感覚を共有できたことも嬉しかった。語らいの中では触れなかったけど僕はピンクのスーツのあの娘が妙に好きなんです(笑)
また『アフターダーク』における春樹氏のの全く新しい取り組みについても共感できたこと。センパイと同志よ!とガッと握手したくなる瞬間。思い掛けないひととき。
こんな瞬間に出会えることも含めて、本を読むのは僕にとってやっぱりこの上ない愉しみなのであります。
いま春樹さん訳の『グレート・ギャツビー』に取り組んでいるので、また機会があったらぜひセンパイと意見交換をしたいと思う今日この頃。
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