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2007年9月 3日 (月)

シャウト

何でもそうだと思うが、毎日続けることが一番の上達の近道である。
継続は力。
極論すると三日坊主では結局どこにも辿り着けないということだ。
かく云う僕も偉そうなことをほざける者ではないが。決して。


バンドマン的な立場から言うと楽器も当然それに含まれる。
弦楽器、吹奏楽器、鍵盤楽器、打楽器・・・種類は何も問われない。
放っておくとすぐ錆びる。直ちに。腕が。

これは精神論ではなく極めてフィジカルな切り口である。身体で覚えるということ。いわゆる反復練習。
只管反復することによって脳のシナプスを物理的且つ強制的に太く強く結合させるということだ。
と思う。違うでしょうか?


でも改めて最近思うことがある。
声も楽器だと。

昨日バンドの練習があったのであるが、実は全く声が出なかった。
自分で言うのもなんだが僕は結構大きい声が出る。
でも考えてみれば当たり前である。前回の練習から2週間もブランクが空いている。その間一度も大音量の声を出していないのだ。
でいきなりスタジオに入ってさあと始めてもまともな声が出るわけが無いのである。ここで言うまともとは自分の納得の行くレヴェルの声という意である。

結局3時間あまり練習を続けたが、こと声に関しては凹みまくりであった。
もちろん腹式呼吸を意識してはいたが、はっきり言ってそれ以前の問題であった。
しかし実は声ばかりは精神面が関わるのである。と僕は信じているのであるが。

だが昨日あれほど凹んだ己の声であるが一晩明けてみると何だかいい感じに変わっている様に感じるのが不思議だ。
もし今日が練習や本番だったならばきっと納得の行く感じで歌うことが出来たのではないかという確信すらある。


ということは何だ?
やっぱり毎日ある程度の声を出していないと、声すらも、いや声だからこそ錆びてしまうということになるのではないか。
そうに違いない。

でも普通の社会生活を送っていると中々そんな大きな声を出す場がない。防音措置の取られていない我が家では夜な夜な大声を出していては近隣への迷惑もあるし何よりあそこの内から毎日動物の雄叫びのような奇声が聞こえるという噂でも立ってしまったら僕のみならず家族にまで長期的にかなりのダメージを被ることにも直結する。
バンドの練習時にスタジオ内で思い切り声を出すことが出来るだけでも恵まれているのかもしれない。


ならばせめて。
ならば毎日朝晩の通勤の車中で運転しながらも何らかの対策を講じることにすべきでははないか。

シャウトだ。

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