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2008年3月

2008年3月28日 (金)

GIRLが歌うGIRL

セルターブのライブの際にはいつも松チャンが「暗~い曲」と紹介するこの歌。
でも好きなのである。


アルバム「ラバーソウル」には双子の曲がある。ポールの「ミシェル」とジョンの「ガール」。どちらが先に書いたかは定かではないけれど。
Jpジョンとポールの力関係が均衡をうまく保っていたこの頃。良い意味で本来の意味の好敵手・ライバルとしてお互いを認識しあっていたに違いない。


僕は断然「ガール」の方が好きだ。何処がというと巧く表現できないがジョンの型破りなところが綺麗に顕われているからと思う。
「ミシェル」は、テンションを多用しているから上品に聴こえ、音楽的にはある意味ではこちらに軍配が上がるのかもしれないが、「ガール」は何しろサビでいきなりキーが変わる(転調や移調どころの騒ぎじゃない。キーがCmから繋ぎや前触れも何もなくFmに変わる。理論もヘッタクレもないけれどそれが全然違和感がなく自然に行なわれている)ようなところがいかにもジョンらしい。
また「ミシェル」のようにかなり色んなものを意識して創り込んだ感がなく、素材からそのまま仕上げたような荒削りな部分にジョンらしさがとてもよく出ているように思う。


余談ですが以前にここでCAPOを8フレットに装着する曲があると書きましたが何を隠そうこの曲がそうなのであります。て何も隠す必要などありませんが(笑)

これまた余談ですが、さっき気付いたんですがこの「Girl」のイントロ無しで始まる歌い出だしのヴァース、明日香さんの「花ぬすびと」にそっくりだ。否、それが「Girl」にそっくりだ。


で好きなんですGirl。
でYOU TUBEで何気に探していたら素晴らしいカヴァーを見つけてしまいました。
彼女、名前なんていうんでしょう。とにかく良いです。
それにしても何てセクシーな声なんだろう…。


…て考えるとやっぱり僕の脳内はフェチ的にはに支配されているようにことさら思う。


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2008年3月27日 (木)

セル

率直な感想を。
キング氏、書き方随分変わってしまったのではないか。


昨年11月に店頭に並んでいるのを目にした時、かなりのキング好きのはずが即手に入れなかったのは何故だったろう。
なんとなく、氏の最高傑作(と確信している)「スタンド」の匂いを嗅いだからだろうか。
ストーリーについては申し分ない一級のホラーというかゾンビものというか人間ドラマというか。行間から映像が目に浮かんでくるようで素晴らしいです。
しかし、です。
読了した後も、読んでいた最中も、常に僕に付きまとって離れなかったのが冒頭の感覚だったのであります。
もちろんそれは僕の勝手な期待に過ぎないのではありますが。


スティーヴン・キングの作品で最も僕が感銘を受けた作品は先に挙げた「スタンド」ですが、他にも沢山あります。
「刑務所のリタ・ヘイワース」「デッド・ゾーン」「スタンド・バイ・ミー」等々きりがありませんが。
でそれらの作品の底辺に流れる書き方というか作風。
それは主人公のみならず登場人物全てにおける詳細を極める書き込みに尽きると思っているのであります。
ストーリーの主題とは直接関わりがないとさえ思える部分にも時には膨大な文字数を使ってそのバックボーンを書き込むその執念深さというか回りクドさ。それこそがキング氏の作風であると思っているからであります。
だからこそ登場人物一人ひとりがリアルな存在となって読み手の心の中に生き生きと根付き、物語に深みを与え、結果作品の中の世界を疑似体験できることに繋がるのだと思います。

というのも「スタンド」の主要人物であるミュージシャンのラリー・アンダーウッド氏の実在感に僕は痛く心酔しているからでありますが(笑)、この「セル」ではそこまで登場人物に感情移入できなかったというのが正直な感想。
もちろん描写のリアルさはキング氏の真骨頂であり、その点については感服させられるばかりです。

あともう一点挙げると、前半は物凄いスピード感です。
読み始めた数頁でいきなりクライマックスかと言わんばかりの怒涛の展開となります。そしてそのまま行くわけです。
僕の期待する詳細且つ精緻を極めるじれったい程の書き込みはついに出て来ることなく最後まで走りきっていきます。


とはいえ全体を通してすっきり仕上がっているし、アリスのあのシーンには思わず泣きそうになってしまったり、主人公に父親として共感できる部分も非常に多かったし、物語としては素晴らしい作品です。

キング氏の作品は大方が映画化されていますが、中でもこれは相当な映画向きの作品だと思います。
写実的で詳細なる書き込みがないという一点において。

 

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2008年3月23日 (日)

J-160E考(4)

外国製のギターには外国製のシールド。
欧米か。欧米だ。
やはりこれが基本である。


でシールドである。
実をいうと僕は今までこのギターにCANAREを使っていた。
ええ日本人ですから。国産の安くて品質の良いシールドならこれ以外にありません。日本人ならCANAREでいいんです。
CANAREさんの名誉にかけて言っておきますがそれで別に不都合や違和感があったわけではありません。断じて。むしろ素晴らしいです。
でもこれを見つけてしまったのであります。で見つけてしまったが最後。もうこれしかないということになってしまったのでありんす。

これです。
ええ。ミーハーす。


VOX CLASS A CABLE VAC19(アコースティック楽器専用ケーブル/6m)


本当言うとここ最近ライブのたびにやたらノイズに悩まされていたんです。しかも再現性がないのが難点で。
アレコレ考えてシールドが原因じゃないかと思うに至ったわけであります。
よくよく考えたら随分長い間使っていたし、ライブや練習中など思い切り踏むことも決して珍しくない。でプチ断線してるんじゃなかろかと。
要はシールドも消耗品なのであります。


で新しいものに替えようと。VOX製がいいなぁと漠然と思っていた時にこのVOXのスペシャルなケーブルの存在を知ってしまったわけであります。

Vox1でなになに?クラスAすか。


ふーん。


………なに?それ。


で調べるとオーディオ関係に使われる最高級のものを指すらしいです。…ハッキリとはわかりませんが(汗)
何でも「今までギターケーブルにはほとんど使われていない高級オーディオ用の最高級OFC銅を採用しクリア&ナチュラルなサウンドを実現」するとあるじゃないですか。
しかもこのVACシリーズはアコースティックギター専用と。こーれはこのギターの為にあるといっても過言ではありません。

(もちろん同じClass Aでエレキギター用のVGCとエレキベース用のVBCシリーズもあります)


Vox2方向性もあって本格的なケーブルなんだなあと実感。
この方向ではギター側がL字になります。自分では見えないけれどまあ外観上もそんなに違和感はないはず。
また茶色の布地っぽい外装も他のメーカーでは絶対にないいかにもVOXっぽくて好みだわあ。往年のAC-30のルックスを髣髴とさせるよう。

あ、音ももちろん良いです。なんせClass Aですから。
…ホントにわかってんのか?(笑)


少々値は張ったけれど、導入して正解でした。
外装の材質上の都合からか若干巻き癖が気になっているところではありますが…これはじき解決するでしょう。

Vox3でもこの高価なケーブルに付属してたこの携帯袋はちょっとチャチ過ぎるな(笑)


んーJ-160E考、とりあえず修了(笑)
また何か思いついたら後報 という寸法で。

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HIS

21世紀の今。2008年の今。

今時このアルバムをカーステレオで聴いている人など日本広しといえども皆無だろう。断言できる。
だが我が家のカーステではこのアルバムが超へヴィローテだった。一年ほど前のこと。


現在より遡ること17年前。1991年に結成された細野晴臣と忌野清志郎と坂本冬美の3人からなるユニットによるアルバム。ユニット名とアルバム名は各人のイニシャルからとって「HIS」。
またこのネーミングはダブルミーニングにもなっている。「叡智(H)を窮めて愛(I)するもののために進(S)め」である(笑)

どういう経緯だったか完全に記憶がないがこのアルバムが発売された'91年当初、真っ先に店頭で買い求めたことだけは覚えている。ちょっとどこかにこのアルバムにビートル臭を嗅ぎつけたからのような気もする。

企画もののキワモノアルバムかと思いきや実はそうではない。実に名曲揃いのアルバムである。
楽曲のアレンジは極めてシンプル。アコースティックな音作りが基本。
何しろ歌詞もサウンドも子供にも理解できる程のわかりやすさ。まさに音楽の基本がここにある。聴けば聴くほど味の出てくるスルメのような感じである。
とってつけたようなでっち上げのユニットとは明らかに違う。結成形態はそうであったのかもしれないけれど。
それにしても冬実姐の声がここまでポップスに合うなんて。流石の歌唱力である。
ジャケット裏には各人の学生服とセーラー服の写真がある。ここまで来るともう完全な確信犯(笑)


なんかいい子供に聴かせるCDはないかなあ~とほこりを被ったラックを物色していた時にこのアルバムに邂逅した。
然るにそれ以来。かなりの長い期間。
車中は渡り鳥カモカモの超へヴィローテの日々となったのである。
思わず大人も一緒に歌ってしまうほどの影響力。
HIS。やはり只者ではない。


将来。

この子らが「小さい時こんな歌聴いてたよ」 って友達や恋人に話しても誰も理解してくれないだろうけどね(笑)

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2008年3月22日 (土)

Across the Universe

大体がビートルズのカバーアルバムが在るとなると聴きたくて居ても立ってもいられなくなるタイプなのである。
その挙句衝動買いした結果激しく後悔することになるものも決して少なくはないがこれは当たった。

同名の映画(日本未公開)のサウンドトラックとなるアルバム。
これは良い。かなり良い。

映画の日本公開は未定らしいのですが、内容はミュージカル仕立てのシュールでポップでサイケな青春もの(なんじゃそれ(笑))の映画らしい。んーかなりちょっと観てみたい。
どんな風に映像と音楽が絡み合ってるのかも興味津々。クリップを見るとビルの屋上の演奏シーンもあるみたい。こそばゆいとここそぐってくれてます。それからU2のボノも出演してるとのこと(サントラでも「L.S.D」を歌っています)。
あそうだ、つい最近ぱいんちゃんにDVD借りて「I am Sam」観たけどこれも良かったなあ。これはまた別のエントリで書こう。


でそういう経緯でこのアルバムも日本盤はまだ発売されていないのでUS盤になりますが、ビートルズ好きなら輸入盤を注文してでも一聴の価値あり、です。
こういったサントラ盤やカバーアルバムにありがちな全体を通して聴いたときのある種の統一感の欠如もなく、二枚組(何と収録曲29曲!)を連続で聴いた後にもスッキリとした感覚が残り巧く纏められています。
「Hold Me Tight」や「Dear Prudence」、さらには「Happiness Is a Warm Gun」、「Flying」、「Blue Jay Way」(!)なんてマニアックでちょっとシブイ選曲もあり、サントラとしてではなくビートルズのカバーアルバムとして聴いたとしても総じて良いアルバムと思います。っていう僕自身が映画を観ていないので先入観無しでそう思うのでしょうけれど。
中でもDana Fuchsの「Helter Skelter」はめちゃくちゃ良いです。女性ヴォーカルなのに凄まじい。目の前でこんな声で歌われた日には完全にノックアウトです。あとあと、「Warm Gun」ラストのGuuuuuunも最高!
英語圏の人のヴォーカルってやっぱりいいんだよなあ…。喉から違うっていうかなんというか。


という感じでこれがしばらくの間は僕のヘビーローテーションになることでしょう。確実に。

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2008年3月16日 (日)

歳と声

ビートルズは、若いバンドである。


ジョンとリンゴは1940年生まれなのでビートルズが駆け抜けた年代と年齢の比較をする場合に非常に数えやすい。つまり、メジャーデビューした1962年は22歳、解散した1970年には30歳、という寸法である。
1940年というと昭和15年である。昭和15年といえばブルース・リーの生まれた年でもある。いわゆる団塊の世代付近の年齢。まいいや。


でビートルズである。
とにかく彼らは若くして制覇してしまった。世界を。
ジョンとリンゴが同い年、2コ下にポール、もう1コ下(学年はポールと同じ)にジョージ。
リヴァプールの港町の不良少年たちがこれ以上は望めないほどの成功を手に入れた。弱冠20台半ばという年代にして。

そりゃ勢いがあって当然だ。なんせ20代である。
比較するのもおこがましいとは思うが僕だってその頃はイケイケだった(笑)何も恐いものなどない年代だ。
20台半ばといえば体力も気力も漲っている年頃である。何をするのも自由。失敗だって許される。もちろん程度はあるけれど。


ビートルズのコピーバンドについて思うときがある。
「ビートルズをコピーする」という行為は、結構歳が行かないと上手くいかないのではないかと。

ビートルズが20代で出していた音を再現しようとした場合、同年齢の人間の方がシックリ来るようにも思えるが、実はそうではないのかもしれない。
その実は、彼らが老成円熟していたせいではないだろうか。
ハッキリとした目標を持ち、それに向かってまっしぐらに突き進んでいく若さとバイタリティとそしてもちろん幸運にも恵まれて彼らはスターダムにのし上がっていく。
その過程でさまざまな経験を通して彼らは老成していった。人間的にも、音楽的にも。

だから同じ年代の人がコピーをしようとしても決してコピーにはならないように思う。
なぜならその年代では老成した部分を出そうとしても出せないからだ。
尚且つその年代ではコピーではどうにも満足できない筈だからだ。根本がフリーダムだからアレもコレも色々と音楽的に遊んでみたくなる年頃。また逆にそうでなくてはいけないとも思う。その年代で型に嵌ったトッチャン坊やではいけない。


という理由で中年の男たちが集まって結成されたビートルズの完コピを謳うセルターブというバンドの存在意義があるわけである。カッコよく言うとねえ…。


だが如何せん中年のオヤジバンドなのである。
実はだんだん体力的に辛くなってくるような感がある。僕だけかもしれないが。

特に、声だ。

いい訳がましいが、ジョンだって40近くなったら歌い方が変わっている。
フォロワーを自認する佐野元春氏だってしかり。
だから僕だってしかりだ。


だがビートルズの「カバー」ではなく「コピー」バンドと旗揚げしている以上それでは通らない。
おっさんが集まって結成されたコピーバンドのサウンドの聴かせどころは実はそういうところにもあるのである。

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2008年3月15日 (土)

rhythm

渡ろうと思ったら点滅が始まった。
場所は名古屋市中区丸の内オフィス街のど真ん中。片側3車線の桜通。
時間帯は夜。サラリーマンの帰宅ラッシュのまっ最中だ。

ふと横を見る。同じ状況下に置かれたOLさん三人組のグループも嬌声を上げながら走りかけている。
前方には今まさに右折しようとせんタクシーの列。
大丈夫。余裕で間に合う。渡りきれる。こんなのは日常茶飯事だ。


と考えたところで気が少しゆるむ。
と同時に身体のある部分もゆるむ。

僕は駆けている。
横にはOL三人組。


「1、2、3、4」 とリズミカルな連続排気音を出力しながら僕は走る。
同時に視界の片隅にOLさん等の視線を僅かに感じる。


渡りきったところでそのまま僕は立ち止まることなく駆け抜けていったことはいうまでもない。

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2008年3月10日 (月)

みたいな

Googleでビートルズの画像を何気なく検索していたら見たことのない写真を発見。

ジョンだ。
J-160Eを抱えている。


Johnlennon

でもアレ?ん?なんかちょっと?
よく見りゃギターもピカピカだぞ?


リンクを辿るとこんなところに出た。

…なんか動画まであるぞ(笑)

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2008年3月 8日 (土)

J-160E考(3)

ビートルズバンドにおけるジョン担当者の三種の神器。

一、Rickenbacker 325。
一、Epiphone CASINO。
一、Gibson J-160E。

これをひと揃え所有している段階で完全にビートル・バカの域に達している。否ひとつでも所有している時点でかなりのバカ度であるといっても過言ではない。
もういい。もう要らない。もう流石に許してもらえない。奥さんに。

いや…本当言うとそうではない。まだいろいろ欲しいものはある。
でも安月給の身分であるにも関わらずこれだけ揃えさせてくれた寛大な奥さんに感謝しなければならない。もう十分な筈だ。これ以上は贅沢になる。
…いまのところ。


うん。
ま、大物はこれくらいにしといて、ギターには色んな小物というかアクセサリーというものが必要なのであります。
J160egeorge
特にステージで演奏する場合いろいろなものが必要になります。

で今回はストラップです。
ライブを座って演るわけにも行きませんから。よほどの事情でもない限り。
この人なぜか座ってますが。しかもジョージですが。


でストラップです。
音には直接関わりませんがやはり見た目も大事です。
昨年J-160Eを手に入れたはいいがどうやって吊ろうかと思案しておりました。
J160emccstrap
このようなものをWITHやMcCでさっさと買えばいいのですが何しろギター本体を即金でドカーンと気前よく払ってしまったのでかなり切迫した状態に一次的に陥ってしまったのです。
買ってすぐの最初の練習時には仕方なく押入れの奥でクシャクシャになっていたYAMAHAのビニール製のもので吊りました。
余談ですがこのYAMAHA製のもののロゴ部分をマジックで塗りつぶしGIBUSONと手書きで書いていきました。Uが多いとぱいんさんだけは指摘してくれました。

ま、それはいいとして、こんな一時しのぎではよろしくない。早くこれはというものを手に入れなくては。
どうしよっかなあ。ジョンの使ってたような形がいいはいいんだよなあ。同じじゃなくても構わないけど。
要はヴィンテージストラップのスタイルを継承できてれば何でもいいんだよな。好みとしても合ってるし。

と何気なくテレビをの方を見たら桑田圭佑さんが歌っている。ドラマのエンディング曲だ。ふーん。あ、GIBSONだ。J-45かな。いいなあ。かっこいいなあ。スクエアショルダーだなあ。んーでももうちょっとこう、サウンドホールをこう、心臓のあたりに持ってくるともっとジョンっぽくなるんだけどなあ。ん~どれどれ、どんなストラップで吊ってるのかな。



…てちょっと待て。
僕は画面に釘付けになった。

これだ。
これしかない。

ジョン大好きと公言する桑田氏のお墨付きということだ。以前にもコカコーラかなんかのCMで桑田さんはジョンが325に使っていたジョン特注品のパイソンストラップを画面いっぱいに映し出してくれていたではないか。決まりだ。
でもこれなんちゅう名前なんだろ?で探す、探す。でネットですぐ見つかる。

これだ。

【PLANET WAVES(プラネットウェイブス)/Acoustic Guitar Strap Quick-Release System】

これはシンプルでいてなかなかの優れものである。

ワンタッチでストラップ側と本体側の脱着が容易に出来るし、ネックの所にメス部をぶら下げておいても全く邪魔にならないし違和感もない。
それに雰囲気もかつてジョンが使っていたリング仕様のものを髣髴とさせているではないか。
また余談ですがJ-160Eを吊るのにヒール部にストラップピンを打ち込んでる人がいるけれどあれは個人的にはどうかと思います。

Gibson_strapでこれに決定。

ストラップはFERNANDES S-2900RF BL ギターストラップ(ヴィンテージ仕様レザーストラップ)に合わせよう。

このアタッチメント分だけカットしなければならなかったが。かなり。

でも結果的に三千円も掛からずにお気に入りのものが手に入った。


Pr_johnlennonj1601


うーんまたちょっと長くなった。
続く(笑)

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ようやくファイナル

20年ぶり完了。

長かった。

昨年10月以来足掛け約5ヶ月。転院してから4ヶ月。
最初のひと月、のた打ち回りながら一時は鎮痛剤を効かなくなるほど大量に摂取したこともあった。完全にジャンキーだ。
これで心身(神経含む)ともにかなりのダメージを受けたよ中区丸の内のS歯科の所業によって。


でもまあもう過ぎたことだ。水に流せはしないが忘却してあげよう中区丸の内のS歯科よ。

確かご丁寧に年賀状も頂いたけど迷うことなく破り捨てちゃったよ中区丸の内のS歯科よ。

これから僕は歯のケアには気を付けて毎日を過ごすことにするよ。色んなことを教えてくれて今となっては懐かしい思い出となりつつあるよ。
でもそれにしても高い授業料だったよ中区丸の内のS歯科よ。


ありがとう。

そしてさようなら。


名古屋市中区丸の内のS歯科よ。

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2008年3月 7日 (金)

J-160E考(2)

ギターの音色を大きく左右するファクターの一つとして弦がある。


このギターを手に入れたときは楽器店の計らいで真新しい弦が張られていた。ピッカピカのシルバーに輝く弦。そう、ニッケル弦だ。エレキギター用の。1~3弦がプレーンの。
当然といえば当然だ。だってこれはアコースティックな風貌でありながら実質的にエレキギターなのだから。
ピックアップだってそう、エレキ用のP-90なのだから。


そう。

それはそうなのだが。

違うのだ。やっぱり。僕にとっては。


このギターに張る弦については様々な説がある。ネットをちょっと検索しただけでも実に色んな意見が溢れている。ギブソンL-5であるとかダダリオのフラットが良いとかニッケルでなければいけないとか。諸説。それはそれでいい。
確かに、ビートルズが初期の頃、ファーストやセカンドアルバムの頃には間違いなくニッケル弦であっただろう。基本的にピックアップから音を取っていた筈だから。
だけどどうだろう、3枚目のハードデイズナイトあたりからは明らかにアコースティックな音が聴こえては来まいか。
コレはアレだ、やっぱりブロンズ弦の音だ。しかも3弦は間違いなく巻き弦だ。と勝手に確信するのであります。
音に関しては正解なんてない。と思うからであります。この音が好きだと思うことが出来ればそれでよし。と。


先日、恥ずかしながら手に入れて以来初めてこの愛器の弦を交換した。意外と結構持ったなあ。約10ヶ月ぶり。錆も殆どなかったし。この無精者を許しておくれJ-160Eよ。

余談であるがそこでちょっとトラぶった。
新しい弦を張ろうとブリッヂのエンドピンをブスッと挿したところボディ内部に妙な手ごたえが。
触ると何かがプラプラしている。しかもケーブルが頼りなさげにぶら下がっている。何だ?これは?何のパーツだ?
ジョーイさんにエマージェンシーコール。即座にお店に飛んで行き診断を。結果的にこのパーツを留める両面テープが風邪ひいて剥がれかけてたことが判明。同時にコレがアースとわかり新品の両面テープで手際よく固定して下さり事なきを得た。ジョーイさんに感謝。以上余談。


で弦。

そもそも後付けのFISHMANピックアップはアコースティックギター用である事からして、ニッケル弦では矛盾している。音が拾えないわけではないがやはり基本的な使い方が間違っている。プレーン弦が拾われすぎてバランスが悪くなるようだ。やはりアコースティック用ピックアップであるならばブロンズ弦でなければ。
ということでこの数ヶ月、ライブの際に僕はこのFISHIMANでニッケル弦の音を拾っていたことがここでバレるという寸法。まいいや。


で弦。

以前CASINOにエリクサーを張ったところ物凄く具合が良くてそれ以来虜になってしまっているのであるが、それのアコースティック用を選んでみた。

エリクサーはテイラー社が出荷時に標準装備する弦だ。その素晴らしさがここに記されている。この文章はエリクサーの全てを物語っており感動ものである。

でELIXIR。今まで僕が知る中で最高最良の弦である。
錆びないのはもとより音痩せしてこないのが最大の特徴だ。ものぐさ太郎な僕のためのあるようなものではないか。
ただこのELIXIR、いつまでも音が悪くならないので(つまり音が死なないので)、弦の寿命は疲労して切れる時だそうだ。
普通の弦だと張ったそばからだんだん音が死んでいきモコモコになって同時に錆びて切れるかさもなくば我慢ならなくなって終に交換、という道を辿るわけであるがこのELIXIRはそうではない。つまり前触れもなくいきなりキレると。最近の子供みたいだ(笑)
まいいや。となると音に変化がなくてもある時期が来たら交換した方がよさそうだ。ライブ中にキレたらえらい事だからねえ。

で今回はコーティング仕様をNANOWEBにして、エレキ使用時と同等のテンションにしようという意味でゲージはExtra Light( .010 .014 .023w .030w .039w .047w )を選択。次はPOLYWEBや違うゲージも試してみようかと思う。説明書を読むと案外POLYWEBの方がフラットワウンドっぽくて良いかも。


ELIXIRを張ってブリッヂ近くでギョンと鳴らしてRARE EARTH BLENDで拾うという寸法。
これが今のところの僕のベストのJ-160E環境なのである。


また長くなった(笑)
続く(笑)


---
(追記)
先に「悲しいくらい鳴らない」と書きましたが、弦を替えたら見違えるように(聴き違えるように)厚みのある音が出るようになりました。
本体の「鳴り」自体は変化がないのですが、鳴らない所以の一つは弦によるものも大きかったようです。

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2008年3月 6日 (木)

男と女

車の座席の下に埋もれていたCDをプレイする。
久しぶりに聞くおかあさんといっしょのCDだ。

「パパこれは誰の歌?」と娘。
「んー歌のお兄さんとお姉さんが歌ってる歌だな」と僕。
「男と女の歌?」と娘。


そうには違いないが。
なんかそれはニュアンスが違うぞ。

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J-160E考

1964j160e
昨年4月に手に入れたギター。それがギブソンJ-160E。
ジョンが生涯愛したギター。それがギブソンJ-160E。
生では悲しいくらい鳴らないギター。それがギブソンJ-160E。
GIBSON J-160E。
嗚呼GIBSON J-160E。J-160E。もうええ。


このギターはピックアップにシングルコイルのP-90を搭載しているのであるが、これが個人的にあまりと言えばあまりに使えない。特定の楽曲(※)を除いて。
(※:確かにビートルズのファーストアルバムでは駆使されているようである。PLEASE PLEASE MEのイントロのベインといったサウンドなど顕著にそれが聴ける。また中期曲で有名なI FEEL FINEのイントロのフィードバックやバッキングはモロにソレである)

このギターの設計のポリシーとして、ピンポイントで本来の意味での「エレアコ」というものを狙っていたようである。いわゆる現在巷でいうエレアコとは本来「アコエレ」であり、はじめに「アコ」ありきなのであるのに反し、J-160Eは初めに「エレ」ありきという意味である。その当時のギターアンプ(しかもエレキ用)で鳴らさんがために。
だからこそハウリングを抑えようとトップを単板でなく合板にしたりブレーシングをエックスでなくラダーにしたりとアコースティック楽器の一番の魅力である筈の部分を潔く捨てエレクトリックを志しているのである。また15フレットジョイントであったりアジャスタブルブリッヂであったりと、同時代のアコースティックギターと比較しても根本的に特殊な仕様となっている。

つまり、アコースティック楽器として鳴りを追求する方向とは全く逆を行っているわけだ。
ちょっと乱暴な言い方をするとギターとしてはいわゆるエレクトリックのフルアコに分類されるのではないか。
しかしホントに鳴らないぞ。生音はCASINOと遜色がない(笑)


でセルターブのライブでこれを使おうとした場合、ちょっと困る。
アンプ(しかもアコースティック用)で鳴らす際にP-90のままではアコースティック楽器として機能しないからだ。前述の通り実質的にエレキとなってしまう。従い本来バンドとしての求める音とズレが生じてしまう。
実際にジョンはレコーディングの際にJ-160Eを使用する場合、ピックアップからの出力ではなくマイク録りで空気感を加味した音作りにこだわっている。


しかしまさしくコレこそジョンの変わりモノ好きの真骨頂と言えはしないか。


敢えてエレキとして設計された生では鳴らないギターを使ってその上で生音でアコースティック楽器としてレコーディングするというこの倒錯ぶり。やはりキレていたのだこの人は。
いやだからこそそれがビートルズの音が特異で唯一無二となった所以であると思う。


で。
セルターブでコレを使用する場合。


となるとどうしても生の音が欲しい。ジョンがアコースティックギターとして使用したあの音に近づきたい。しかもライブで使えなければ意味が無い。でもP-90では違う。
ならばふた昔前のフォークシンガーのようにギターの前にマイクを立てて歌うか。ビートルズバンドとしてルックス的にも物理的にもこれは無理だ。これだけはどうしてもできない。やりたくない。
まさにこれこそビートルズバンドでJ-160Eを使うジョン担当者ならば必ず通る茨の道なのである。


で。
邪道かもしれないがこれにピックアップを増設することを決意。

FISHMAN REP103 RARE EARTH BLEND (フィシュマン レア・アース・ブレンド)

これのセレクトに関してはたけスンと綿密に打ち合わせを行なった。たけスンはバンドの音に関する船頭の役割を担っているからだ。たけスンのゴーが出ない限り僕は決して導入しない。
これはハムバッキング・ピックアップとコンデンサマイクが一体となっておりそのブレンドを行なうことが出来るという優れもの。
セルターブにおいてビートルズのコピーをライブでやる場合、コンデンサマイクで拾うというのが必須条件であったことからこれ以外のピックアップは断じてありえないとたけスンと完全に意見が一致して導入に踏み切った。
ただしブレンドボリュームをマイク側に寄せ過ぎるとすぐハウる。またボディ内部で音を拾うため若干こもりがちな感じの音になってしまうのはどうしても否めない。しかしコンデンサマイクのエアー感はこれ以外のピックアップでは作り出せない。

Fishmanblend結果は、この上なく大正解であった。
見た目もすっきりして不自然な感じが全くない。クールだ。

このピックアップ増設に関してには実はちょっとした企業秘密(?)がある。
ジョーイさんにセットアップをお願いしたのであるが、コントロールノブの操作次第でP-90を活かせるのである。詳細は秘密(笑)



あ、長くなった。
続く(笑)

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2008年3月 5日 (水)

大人のロック

ちょっとした時間つぶしに書店に立ち寄り、何を求めるでもなく店内をぶらぶらしていた時。
雑誌のコーナーに並ぶ積み上げられた書籍の中でひときわその存在をアピールしているフレディ・マーキュリー氏の雄姿に惹きつけられ、オートマティカリーに僕はそれを手にしていた。


Otonanorock0804こういう類の表紙にはおおにして「ビートルズ」という文字が載っている。これまた悲しい習性ではあるが僕のような人種にはそれがある種の強烈なフェロモンとなる。


時間つぶし(時間調整)の設定時間は、5分。
それを一分でも超過するとちょっとまずいことになる。逆に一分早くてもまあ同じだ。

フレディ氏のものをパラパラとめくる。
途端にある写真が目に飛び込んでくる。
オートマティカリーに顔が5cmほど前に傾く。
…見たことない写真だ。しかもやたらカッコイイ。鮮明でもある。
弦の巻き方の癖までハッキリと見て取れる。
人目もはばからず、顔を5cm突き出した姿勢で僕は食い入るようにそれを見つめ続けるのだった。

で5分経過する。タイムアウトだ。
泣く泣く棚にそれを戻し、店を後にする。
買えば良かったのではあるが、それには様々な理由がある。
ひとつは財布がcool bizだったってことだ。


翌日。
会社の創立記念日であった。
で記念品が出た。会社から。


帰宅間際に開封してみる。
大袈裟に包装されたその包みの中には、図書券が入っていた。


その足で書店にダッシュしたのは言うまでも無い。

Otonanorock

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2008年3月 1日 (土)

やっと入手

僕の愛器、リッケンバッカー325V64JG。
ビートルズバンドでジョンの担当者には決して欠かせないものだ。
M325c642
(写真は325C64)


それは5年位前に大須のコメ兵で購入した。
それまではアリア製のモドキを使っていた。いわゆるアリアバッカー。モドキの割には結構した。7万くらい。
本物は到底そんな価格帯では手に入らなかったから、やむなくそれで我慢していたわけだ。まあ、格好だけでも近づきたいと。そんな理由で。

後に、結果的に本物を手に入れるわけであるが、「じゃあどうして最初から本物を買わなかったの」と妻に言われた時は僕はとことん自分を情けないと思った。
もちろん最初から本物のほうがいいに決まっている。どうせ買うなら。だがその時は「本物を欲しい」とは言えなかったのだ。
それは一体どんな理由からだろう?

「高いからやめとけば」とか「たかが趣味でそんな高いものを」とか言われるのが僕は怖かったのだ。きっと。
だから仕方なく安価な(というほど安価でもないが)コピーモデルで我慢するんだと自分に言い聞かせ、また同時に無言のアピールで妻に伝えていたのだろう。
とても了承してくれるとはその時は思えなかった。要するに妻を信用してなかったってことだ。
まったく情けない。

実は妻も音楽家なのだ。正式な免状こそ無いが趣味で近所の子供にピアノを教えている。
音楽に携わっている人間ならば、やっぱり楽器は値が張ろうと良いものを手に入れることの必要性は解っているのだ。
その大事な一点を僕は情けなくも信じ切れていなかったってことだ。
妻よ、すまぬ。


ま、そんな経緯で後に本物の325がコメ兵に並んでいるという情報をキャッチした時には妻を伴って飛んで行った。脇目も振らずに。
誰が教えてくれたんだっけ。さと!ちゃんだったかな?まいいや。
で結果一時間くらいかけて試奏して、そのまま持って帰ってきちゃった。
でアリアバッカーはどうなったか?押入れの中です。妻よ、すまぬ。

まいいや。
でその時325を嬉々として持って帰ったわけだけれども、何故かその325にはリッケン純正ハードケースが付属していなかったのである。どういう経緯でケースと本体が離れ離れになっちゃってたのだろう。謎だ。
仕方ないのでそれ以来五星霜、僕は大事な325をショボイソフトケースに入れてあちこちのライブ会場に出入していたわけである。クッタクタのソフトケースからそれを取り出すまで誰もそこにリッケンバッカー325が入っているなど想像しなかったであろう。

最近は僕自身のビートルギアも増えたので、車で移動する際などどうしてもソフトケースは立場が弱く、助手席の足元に立てかけられたり、または後部座席の足元に寝かされたりするのである。
また自宅で保管する際もソフトケースに入れたまま壁に立てかけるしかない。
このままでは僕の大事な325に致命的なダメージを被る事態がいつ起こってもおかしくない。いや近い将来きっと起こるであろう。

・・・という局面に立って、ハードケースを購入しようと決意。遅い。これまた最初から買えばよかったものを。

だが今度は率直に妻に申し入れた。
325純正のケースの当たりをつけておいて(ジョーイさんのお店)、妻には事前に何も情報を与えずに現場まで連れて行って、そしてその場で頼み込んだのだ。


結果、妻は少しの迷いも無く快諾してくれた。

妻よ、ありがとう。

Rick1Rick2

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