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2008年4月

2008年4月 5日 (土)

LEIKA AND THE WAITERS

10年以上前のこと。
CDショップのオムニバスのコーナーにひっそりと並んでいたそれ。だが思わず手を伸ばしてしまうような何かをそれは発していた。
帯を見るとピーター・バラカンの賛辞(しかも絶賛)があった。ということは「お墨付き」ということだ。

時期的にアンプラグドなるものやアンプラグド的なものが流行っていた背景もあり、それに類するものなのかなと軽い気持ちで聴いてみた。
ところが、である。
これはその後の僕の人生に多大な影響を与えるに至るものだったのだ(というと言いすぎか(笑))。


Leika & The Waiters。
日系アメリカ人のレイカさんのヴォーカルが何より物凄く良く、またバックを支えるアコースティックギター、ウッドベース、ブルースハープという極めてシンプルなドラムレスのバンド編成。アンプラグド以外の何物でもない。最高だ。
ビートルズの楽曲を独自の解釈で見事にアレンジしており、それにレイカさんの黒く艶のあるソウルフルなヴォーカルが乗ると何だか旧き善きアメリカのデルタ地方の田園風景が目に浮かんでくるような気もする。よく意味が分からないが(笑)
アコースティックな音が満載でそれは時にはブルースであり時にはフォークであり時にはソウルであり時にはジャズであり時にはディキシーランド(笑)である。
喫茶店なんかでBGMで流れてたら最高。ライブバーで生で聴けたらもっと最高(笑)

…という超名盤です。
中でも特にアコギでビートルズに取り組もうとする人は必聴と思います。


このアルバム(LET IT BE)のジャケットのお嬢ちゃん、レイカさんの実子だとか。
もうすっかり大きくなって親譲りの立派なシンガーになっているような気がします。

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2008年4月 3日 (木)

petit petit

何でもかんでも2セット要るのである。冗談抜きに何でもかんでも。


ある時は全くの同一品。
ある時は同仕様の色違い。
とにかくアレだ。絶対条件は形状や大きさが同じものであることだ。
差別化だけは断じて行えない。

お下がりなどという概念は彼女らには、ない。
後で貸してもらうなどという譲り合いの精神は彼女らには、ない。
シェアリングなどという発想は彼女らには、ない。
とにかく今を生きている。ただがむしゃらに。


「ダメー!!わたしのーー!!」
「ダメー!!わたしのーー!!」

彼女らが僕の膝の上で遊んでいるときなどステレオ効果抜群である。
その上微妙なピッチのずれ具合でコーラス効果もブレンドされる。
アンプの名機JC-120に勝るとも劣らない。


先日、またいつものように彼女らの間で戦が繰り広げられた。
争奪戦だ。

半透明のターゲットは彼女らの間で徐々に引っ張られ伸ばされ引き裂かれ、やがてその本質的機能を失っていく。そして無残にもそれはただのゴミと化していく。
何もそんなもので阿鼻叫喚するほどの戦を繰り広げなくともよかろうに娘らよ。父ちゃんは情けないぞ。
しかし現時点においてはそれが彼女らにとっての他の何物にも代え難いプライマリーターゲットであるのだ。


今日会社に届いた荷物の中に件のターゲットが入っていた。
いいことを思いついた。

綺麗に鋏でニ等分し、我が家に持ち帰ることにしよう。


聞けば無限にその行為を継続できる優れものもあるようだ(しかしこれはそもそも空気の抜ける瞬間のポヒュン感に快感を感じることと徐々に勢力を拡大する征服感が良いわけでこれはちょっといただけないような気もする)。
そんなことより彼女らの傾向を見ると興味が持続する期間は無限どころかごく僅かであるに違いないが。

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2008年4月 2日 (水)

ぶっ飛んだ

ぶっ飛びました。この人のギターには。


Dietmar Hermkesというお方です。西ドイツのお方らしいです。
「In My Life」をギターソロでカヴァーされてます。

日本にも山下和仁さんというそれはそれはもの凄いギタリストがおられまして、同名の曲をソロギター(ガットギター)でカヴァーされている音源があります。このアルバムではクラッシックという切り口からビートルズをばっさりと料理していまして、とても聴き応えがあります。
これをカラオケにしても充分ビートルズが歌えます。実際僕はカーステで歌ってます(笑)


でこのDietmarさん。
ぶっ飛んでます。

ポツポツと歩いてきて弾き始めるまでは(大丈夫かなぁ…)って感じなんですが、ファーストノートがギュッと搾り出された瞬間に空気が一変します。世界まで変えてしまうほどの音。思わずゾクッと鳥肌が立ってしまいました。
この人は間違いなく世界最高峰のフィンガー・ピッカーです。

しかし超絶的なテクニックもさることながら、この人のギターの歌ってること…!


山下さんの「In My Life」も文句なしに素晴らしいですが、このDietmarさんのヴァージョンの方がよりポップで間奏のピアノのパートもものの見事に完コピされちゃってます。ギターでこんなことが出来るなんてにわかには信じられません。
もしかしたらこれがこの曲のソロギターにおける世界最高のカヴァーかも??と思ってしまいます。


…ここ最近You Tubeネタが多くて申し訳ございません(笑)


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