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2008年7月10日 (木)

言いまつがい

僕の家の前にお住まいのオヤジさんは、綺麗好きだ。
結構な、綺麗好きだ。


オヤジさんは毎週、休みの日になると道路を箒で掃いている。ついでに我が家の前の側溝まで綺麗にしてくれる。
有り難いやら申し訳ないやら、である。

チビと一緒に朝の公園に遊びに行こうと玄関を出るとオヤジさんが道路を掃いている。ラクダのシャツにステテコといういでたちである。
「おはようございます。朝から暑いですねえ」と僕は声をかける。
「オハヨーございます」とチビたちも声をかける。
「あーおはようございます。こうも暑いと参るねえ」オヤジさんはチビにも負けず元気一杯である。


で「あー暑い暑い」とか言いながらオヤジさんはせっせせっせと道路を掃く。

で「こうも暑いとアレだね。ネズミが一杯出て困るね」とオヤジさんは言う。


「…ネズミ?!」と僕に代わって率直に返事をするのはチビたちである。
正直、僕は余りの脈絡のなさに唖然として返す言葉が無かったのだ。何だって?ネズミ?ですと??

「そう!ネズミネズミ。こうも一杯ウジャウジャ出てこられると掃除がおっつかんわね」とオヤジさんは元気一杯である。
「ネズミがいるの?!」とチビたちはやにわに興奮気味となる。


ところで一体どこにネズミが居るのだ。掃除がおっつかないほど大量発生しているネズミが。
どこぞに。
おるのか。
一体。

恐いではないか。


「あーネズミ。…違う。ミミズだ。ミミズ」


ん。

納得。

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