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2008年7月11日 (金)

奇跡のシンフォニー

奥さんを誘って映画を観に行った。


こういう場合、チビたちには内緒だ。当然のごとく。
まだ大人の映画を観るにはちょっと早い。悪いけどゴメンね。
そんなわけでじいちゃんばあちゃんの全面的協力のもと、パパとママはとっても大事な用事があるからちょっと出かけてくるからね、今日はじいちゃんばあちゃんとねんねするんだよ、という寸法だ。その代わり帰りにお土産を買ってくるからと約束をすることになるのではあるが。

最近は上のチビ(双子のお姉ちゃんの方)などめっぽう知恵がついてきて、かなりの推理力と洞察力を持ち始めている。侮れないのである。
一夜明けた翌朝、チビ姉の第一声はこうだった。
「ねえパパ、昨日大事な用事って言ってたでしょ。なのになんで草履で行ったの?ダメじゃない!ちゃんと靴履いて行きなさい」
我ながら迂闊ではあったが、どうせ映画観るならリラックスして観たいからさ。幾らなんでも軽い気持ちで履いて行った草履のことを指摘されるとは夢にも思わなかったので正直、面食らった。
こやつ、出来る。


で映画。
ワーナーマイカル桑名のレイトショーを観に行った。レイトショー、安いし空いてるからね。ゆっくり出来る。

誰でもそうなのかも知れないが、これは、これだけはスクリーンで観なきゃいけない、という映画が年何本かある。
この映画は観る前からまさにそうだと確信できる映画だった。
しかもこれは一人で観ちゃいけない。恋人か、夫婦か、そういう関係の二人で観なきゃならない映画なのだ。
ということで奥さんに頼み込んで無理やり家事やら育児の合間をこじ開け夫婦で時間を創り、観に行った。


329926view002で映画。

素晴らしかった。映画を観てこれほど全身に何度も鳥肌が立ったのは久しぶりでした。
内容には触れません。

物語もさることながら、最初から最後まで全編を通して流れる音楽の素晴らしさ。これだけはその場に行って体験するしかありません。
とにかく心地よかった。まるで映画全体がひとつの音楽になっているようです。
それにしてもクラッシックとロックがここまで見事な調和を保っている映画なんてそうは無いのでは。

またストーリーについては、全てを素直に受け入れることが何より大切なのだと思いました。
なんせ「奇跡」なのですから!

ありえないなんて思ってしまうようならばその人はきっと何か大事なものを知らない内に何処かに置いてきたまま大人になってしまったんだなと推して知るべし。きついようだがそうとも思ってしまう。そのくらいピュアな映画。


帰りに妻と話す。
それにしてもこれ以上ない邦題をつけたね、と。

確かに。
原題(AUGUST RUSH)のままでは知らない人にはさっぱり意味が解らない(笑)
英語的には何かの含みがあるのでしょうか?


あ、で、サントラも即Amazonで購入しちゃいました(笑)
それくらい音楽が良かったんです。
多分、音を聴いただけでいろんなシーンが蘇ってきて、またジーンとしちゃうんだろうなあ。


もう一回観に行きたい、と本気で思える映画。
おすすめです。

(7/12追記)
サントラですが、予想に違わずこれもまた良いです。そうそう、これはあのシーンだ、と映像が目に浮かんできます。

またアコースティックギターが物凄くかっこよくて、まさに故マイケル・ヘッジス御大そのものサウンドという感じ。押尾コータローなんかが好きな人にも堪らないかも。
タッピング奏法というかなんというか弾くというか叩くというかあのギターの音を出しているのは女性ギタリストのカーキ・キングさんというお方によるものらしいのですが、はぁ、女性だったなんて。凄すぎる。
また手の部分が大写しになる実際の映画の中の映像もこのお方によるものだそうです。これも驚きですねえ。

ロック面の音源のプロデュースはジョン・レノンやビリー・ジョエルやジュリアン・レノンを手掛けたあの大御所フィル・ラモーン氏とのこと。道理で音がいかしてるわけだ。

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