テクノストレス
※2008年9月24日に書き上げて保存したままになっていた記事を発見したのでここにアップします。
若干内容が古いような気もしますが、まあいいすわ(笑)
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「テクノストレス」というものがあるようだ。
臨床心理学なる学問によって「体」と同じく「心」も病気になることが明らかになっているとのこと。
文献によると、臨床とは「床に臨む」という意味で、この「臨床心理学」とは心の病気という難解な問題を客観的に研究し、そしてそれを援助する学問を言う。らしい。
でテクノストレス。
僕も決して例外ではないが、今という時代は多くの人が仕事などでパソコンを利用することが多い。
というより僕の場合忙しい時や詰まっている時など一日中画面と睨めっこしていることも決して珍しくない。ヤバいとは解りつつ。でも仕事なんで。止むを得ないんで。
で、ある研究によると、長時間に亘りディスプレイを見つめていたり、キーボードを叩いていたりすると以下のような症状が顕われて来るそうだ。
…視力低下、頭痛、肩こり、様々な不調。そして憂鬱感。
いわゆる心身障害だ。
これが「テクノストレス」と呼ばれるものに起因している。らしい。
これらの症状を引き起こすテクノストレスは大きく二つに分類される。
ひとつが、「テクノ不安症」。
ひとつが、「テクノ依存症」。
「テクノ不安症」とは、日進月歩のIT技術つまり例えばパソコンやの操作に慣れない方々がこれを使いこなせず挫折感を味わう中で強い拒否感や不安を覚えてしまいやがて心身障害にいたる場合を指す。
逆に「テクノ依存症」とはテクノ不安症とは対極にありその人が充分にパソコンを使いこなせるあまり過剰にのめりこみ肝心の生身の人間関係そのものが煩わしくなり他人との関係を拒否するような振る舞いや言動をするようになるようだ。
数年前に話題になったmixiに依存して離れられなくなってしまっている人なんかまさに当てはまる。それがちょっと前の話だからって今話題にあまり上らないから決してなくなったわけじゃない。寧ろ増え続けているのかも。関係ないがケータイ依存症とは少し定義が違うと思うけど。
でこの「テクノ依存症」、ひいては正常な人間関係を結べなくなるというところまで行ってしまう場合もあるようだ。コミュニケーション障害。まともな社会生活が出来なくなる。こうなるともはや完全な中毒。
実は僕は先日体調を崩し、一日仕事の休みを取ってしまった。
その理由として頭痛、肩こり、微熱。そして何より何ともいえない憂鬱感。
後日このテクノストレスという言葉を知ったわけであるが、症状としては見事に当てはまる。あああん時ゃコレだったのかと。
だが思うに果たしてこれは「不安症」なのか「依存症」なのか。どちらでもないような気もするが。
でも思い返してみるとその日は結構ディスプレイを見つめ続ける時間が普段より多かったような気もする。朝から晩まで。一日中肩こりは続いていたし。
パソコンに不安も依存もしてはいないと思うが、事実としてパソコンを使うことに対して結構なストレスがあったことは間違いないように思う。
それよか何よりこうやって駄文をダラダラとブログに書いている時点で相当な時間を費やしてしまっているわけであるけども。
まあそんなにストレスは感じていないからいいや。そもそもが気のせいにすぎないのかもしれないが。
で。今。
こういった「テクノストレス」なるものがあることが解ったからってなんせ仕事の場合はパソコン使用を避けて済むわけじゃないし事実パソコンがないと全く仕事にならないわけであるからして。
じゃどうしたらいいかと。
パソコンは確かに便利だし、今の生活には欠かせないものになっている以上、「上手く付き合って行くしかない」と結論付けされるのだ。
適当に休憩したり気分転換したり。
コイツラなんて所詮は道具なのだと。きっぱり見下ろす。パソコンを。
そんな道具に振り回されて心身の体調崩して堪るかと。
で僕の場合はこのテクノストレスの対処法として、会社のパソコンの画面上に現代テクノ音楽の旗手パフュームの様々なカワイイ画像を小さな窓で常時スライドショーをしているので、それで大いに救われている。
筈である。
これまた立派なパフューム「依存症」のような気もするが(笑)
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