« 2010年3月 | トップページ | 2010年5月 »

2010年4月

2010年4月27日 (火)

新入

仕事上、名刺交換をする機会が多い。


名刺を貰うと僕は、そこに色々と情報を書き込むようにしている。
もちろん、面会が終わって自分の席に戻ってからの事だ。相手の目の前でなんて、失礼ですからね。んなこた出来ません。

まあ名刺なんて、言ってみれば紙切れだ。
溜まってくると、名刺と本人の関連性など余程印象が強い人でなければ片っ端から忘れてしまう。
だから備忘録として何かをそこに残す。


で何を書き込むか。

先ずは貰った日付。基本中の基本。
それから、携帯電話番号。お互い出先の時は役に立つ。あわよくば携帯メールも。まず仕事上では必要ありませんが。
それから雑談なんかしてプライベートな情報を教えてくれたりした時はその情報も書いておく。
また相手が珍しい苗字だったりする時は出身地もプチ情報になる。


だが。
僕の場合決して忘れてならない重要な記載事項がある。


似顔絵だ(笑)


この似顔絵、我ながらなかなかイケてるんじゃないかというような画を描けた時などは、一週間くらいデスク上に飾っておくことも少なくない(笑)


先日、仕入先の年輩の方が若いお兄ちゃんを連れてやって来た。
聞けば今月入社したばかりの新入社員だという。名刺の渡し方もぎこちなく、微笑ましい(笑)
早速、顔の記憶が新鮮なうちに書いておく。彼の似顔絵を。
で脇に"新入社員"と書き添えておく。


今回の似顔絵の出来は最近稀に見るくらいの仕上がりで、まるでモンタージュなみのレベル(笑)
そして自動的に机上ギャラリーに展示された(笑)


で数日経って展示期間を満了し、彼の名刺を片付けようとした時、何か違和感があった。


似顔絵は文句なしの出来だ。
ただどうも脇書きがなんか変なのだ。


よーく字面を見ると、そこには"新入社員"でなく"新入社長"と書いてあった。


…新入社長て(笑)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月24日 (土)

学校の机

娘たちの授業参観に参加した。
僕としては、初めての経験になる。ちょっとドキドキした(笑)

入学してまだひと月も経っていないので、子どもたちはまだ幼稚園の延長の様な感じであった。
明らかに生徒数より多い保護者。土曜日ということもあって父親も多かった。
子どもたちは普段と違う雰囲気の中で大喜びではしゃぎながらも緊張気味のようであり、心なしかどうやら先生も緊張されてたような(笑)


今年の一年生は各クラス29名の3クラス。きょうび、比較的多い方なのかもしれない。
うちは双子で、小学校から別々のクラスになった。
ということで授業中にクラス移動。
つまりハシゴだ(笑)

保護者たちは教室の後ろ側にズラッと陣取り、そこに割り込めない人は何故か教室の入口前の廊下にかたまっている。奥の窓の方はガラガラなのに。廊下からビデオを持つ手だけ差し入れて撮影してたり。中、入れよ(笑)
僕が次のクラスに向かった時はそんな感じだったので、すんませんねえ的に窓際に入り込んで行った。


同じ学年の教室をハシゴするというのは、あまり出来ない経験かもしれない。
全く同じ内容の授業をしているにも関わらず、先生の姿勢や教え方、考え方、ひいては性格でこんなにも空気が変わるものなのだと肌で感じる。
先生の色で、生徒の色も変わってくる。よく考えるとこれは大変なことだ。やはり教師という仕事は聖職だ。
わが子を、どうかよろしくお願いします。


そんなほのぼのとした雰囲気の中、教室で授業を受けるという感覚を、僕は久しぶりに思い出した。
なにより僕としては、机の使い方を。


遠き思ひ出。


僕は授業中ちょっと暇になるとよく鼻クソをほじっていた。
その鼻クソを、僕は自分の机の裏側にひっつけていたことを唐突に思い出したのだ。


一年間、自分の机は固定であるが次の学年に上がるとき、たしか机は残していったはずだ。
次に僕の机を使うことになった生徒の心境は僕は知る由もない。
一年間蓄積された鼻クソで。ガビガビになった机。
嗚呼。


いい思い出である。


今となっては、何もかもみな懐かしい。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2010年4月23日 (金)

ステレオ効果

今朝のこと。

職場のビルのエレベーターが三機、同時に到着した。


どれに乗ろうか、僕は少し迷った。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月22日 (木)

つぶやきのつぶやきをフォロー

Twitterを始めて暫く経つのだが、ようやく最近使い方が分かってきた。ような気がする(笑)
まあ僕の場合のツイッターはこのブログとリンク組ませてるだけですのでたいしたことありませんが。
そのせいか最近僕のブログが若干ツイッター化していることは否めません(笑)


しかし。
Twitter、ツイッター。
Tweet、ツイート。

相当する日本語は「つぶやき」?でいいのでしょうか?
直訳すると「さえずり」?それでは全然意味が分からん。まいいや。


さて。

世でつぶやきと言えばつぶやきシローさんでしょう。まずは(笑)誰を差し置いても。
で先日早速シロー氏を検索。で発見。で即フォロー開始(笑)


久しぶりに味わうつぶやき氏のつぶやき。
ほぼ一日一回ツイートされる氏のつぶやき。まるでブログのようなツイッターだ。
その絶妙な脱力感に癒されているここ毎日。

氏のここ最近の僕のハマリツイート。
"風の強い日、レジ袋が高い位置で飛んでる時あるね"

まるで氏がつぶやいている声が聞こえてくるかのようである。
僅かな文字で、充分に心情をあらわしておられる。まるで俳句のような趣さえ感じる。


流石、シロー氏。
プロのつぶやきストだ(笑)


以上(笑)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月19日 (月)

翌々日に来る

先週の土曜日の晩は、セルターブのLIVEでした。
二ヶ月ぶりの桑名はDEPARTさん。

たくさんのお方においで戴き、盛り上がることが出来ました。
また、思いがけない素敵な出会いもありました。


そんな感じでいつものように楽しいLIVEだったのですが、実は体調が万全ではなかったのであります。
花粉症なのか何なのか、二週間ほど前からイヤな咳が続いておりまして。
でもまあそこは何とか。プロ根性で。アマチュアですが(笑)
僕の場合のライブに臨むに当たって欠かすことの出来ないパワードリンク「ブルガリアのむヨーグルト」と、「はちみつきんかんのど飴」の効果効能も相まって。
無事に何とか。なりまして。


今回は通常の3ステージ+私服のエキストラステージもたっぷりとこなし、また更にそこからセッションタイムそして最後に(実はこれが一番キツイ)撤収作業と。こんな按配でいつになく帰宅時間が大幅に遅くなり、結果27時(笑)近かったわけでありまして。

こうなると翌日はほぼ死亡状態、そしてこの年齢になってくると一番恐ろしいのは翌々日なのであります。
つまり、明日(というか今日)です。


ということで明日の朝は。

出勤前にタウリン3,000mg。摂取必須です。
ファミマ限定の「タギルfx」を。
\100で(笑)


タウリン効果が切れたときのことは現時点では考えないでおきたい(笑)

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2010年4月17日 (土)

典型的A型

バンドのLIVEがある時は、結構な荷物になる。
アレやコレや、何やかんや。


で大体一つくらい忘れ物をする。


僕の場合、大事なものは決して忘れてはならぬとあらかじめ玄関にきちんと用意しておく。
この辺がA型のA型たる所以だ。

でもそういうものに限って必ず持ち忘れる。


まずい事に、僕は玄関にそれを用意した時点ですっかり持ったものと錯覚してしまい、忘れている事に全く気付かないまま出発してしまう。


無い!無いぞ!
いや俺絶対積んだ。確信がある。
どこかで落とした。そうに違いない。クッソー。

で引き返してみるとそれは玄関に鎮座ましましておられる。
大体、いつもこのパターンだ。


この辺もA型のA型たる所以だ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

野生王国

我が家には一応庭と呼べるものがあるにはある。
だが無駄に広い。


従い放っておくと雑草だらけの野生の王国になる。


抜かねばならぬ。


特にドクダミを。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月16日 (金)

青豆と天悟

同じ場所で、同じ空を見上げていた。
お互いが、お互いを知ることなく。


僕は、そのシーンが息苦しくなるくらい、切ない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月15日 (木)

穿いた

今朝僕は、穿いた。
迷う事なくモモヒキ穿いた。


めざましテレビで吹雪いている影像を見てしまったのが、言わば決め手だった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

穿くか穿かまいか

これだけ寒さが戻ってくると、迷う。
特に、朝。


穿くか、穿かまいか。

モモヒキを。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2010年4月14日 (水)

オジサンの歌

「ねーパパ、オジサンの歌聴きたいオジサンの歌かけて」 と娘らが言う。
「またか。しょうがないな」 と僕は言う。

でカーステでCDをかけてあげると大喜びである。一緒に歌っている。
歌うどころか、完コピである。
イントロからエンディングまで全て、完コピだ。


”ピヨポヨピヨポヨ、ピヨポヨピヨポヨ、カッカッカッカッカッカッカッカッカッカッカッカッ。オージサ〜ン、オージサ〜ン” てな具合である。
で更に
”ピヨポヨピヨポヨ、ピヨポヨピヨポヨ、カッカッカッカッカッカッカッカッカッカッカッカッ。オージサ〜ン、オージサ〜ン、オージサ〜ン、オージサ〜ン、アイラビューゥ〜ゥゥフウッ”
である。


「オジサンの歌」とは何か。


実はビートルズのWHITE ALBUMに収録されている「Wild Honey Pie」という名曲(迷曲?笑)である。
彼女らには”Honey Pie”が”オジサン”に聴こえるらしい(笑)

くちコピーの完成度はなかなかに高く、”ピヨポヨピヨポヨ”から”カッカッカッカッカッカッカッカッ”の部分などギターのアタック音を忠実に再現している。中でも特にエンディングの”アイラビューゥ〜ゥゥフウッ”の”フウッ!”の部分で若干白目を剥くあたり芸達者なところも見せてくれる(笑)


6歳でビートルズの完コピやられちゃパパの立場がない(笑)

Wild Honey Pie

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月11日 (日)

キャパオーバー

今日、用事があってあるところにお邪魔した。
チビすけ達と一緒に。


そこでは犬を三頭飼われておられた。
三頭のワンちゃんは入口に繋いであったので、下のチビなどは最初怖がって入れなかったがお家の方に芸など見せて貰う内に慣れ、触れる様にまでなった。
二時間弱滞在する内にチビ達とワンちゃんはすっかり打ち解け、旧知の仲の様になった。


そして帰り際。

「ねえパパぁ、ワンちゃん飼いたい。ワンちゃん買って」


いやあの。


ぶっちゃけパパはもう手一杯なんだ。


君らの世話で(^_^;)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

Sgt. Pepper Live

CHEAP TRICK。

ビートルズの最高傑作アルバムとも言われる"Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band "を丸ごとLIVEで再現してしまったバンド、それがCHEAP TRICK。

中年を遥か通り超した還暦の世界最強おやじバンド、CHEAP TRICK。
音楽に歳は全く関係ないことを証明してくれたバンド、CHEAP TRICK。
CHEAP TRICKよ。CHEAP TRICK。
嗚呼CHEAP TRICK。


"Sgt. Pepper's"と言えば'67当時ビートルズがテクノロジーの粋を結集させてロックのみならず音楽の持つ可能性を極限まで押し上げ創り上げた金字塔と呼べる作品であり、これ以上は作り込む事が出来ないほどの多重録音と高い音楽性を兼ね備えた世界最高のロックアルバム。

そもそも"Sgt.Peppers"をLIVEで再現しようとすること自体、無謀中の無謀。
それこそ、無理・無茶・無謀の3M。それ以外の何者でもない。


それをこの人たちは。あろうことかLIVEで完全コピーをやってのけてしまっているわけです。それも難無く見事に。完璧に。
脱帽です。ホールドアップです。
アルバムのタイトルはずばり "Sgt. Pepper Live" 。



Cheap Trick performs Sgt. Pepper / Las Vegas, NV

しかしそれにしてもこのオッサン達、ジョージの "Within You Without You"までやってしまうとは(笑)
どうやって再現してるのだろう?映像を見たいけど輸入盤のDVDはリージョン・コードの関係で読めそうにないので諦めています。

アンコールの最後を "The END" で締めるところもまた渋い。
ビートルズ好きならこのアルバム、一聴の価値ありです。大ありです。オススメです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月10日 (土)

火球

何の前触れもなく大きな火球を見たことがある。
中学生の頃。


陽が沈んで辺りが薄暗くなってきた時間帯。
僕たちの上空を、ゆっくり南から北に長い尾を引いてそれは流れて行った。
その大きさからはとても考えられない程、不思議なくらいそれは無音だった。


僕はどういうわけかその時の前後の記憶が欠落している。
だけどその瞬間の目に写ったあの光の記憶だけは今でも鮮明に覚えてる。


火球が無音だった様に、僕のなかに残るあの日あの時の記憶も、やはり無音である。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月 9日 (金)

ブラック・ジャック

今更ながら、手塚治虫先生は偉大だ。


小学生の頃。
僕は漫画家になるのが夢だった。

ファンレターを数通出した。手塚先生に。小4の頃。少年チャンピオンで毎週「ブラック・ジャック」が現役バリバリに連載されていた時代のこと。
ご丁寧に先生は、その都度必ず返信してくれた。小学生の僕に。中には直筆のサイン付きのものまである。今や家宝だ。


今こうして振り返ってみても、先生の作品が僕の人格形成に多大な影響を与えたことは間違いないと僕は断言出来る。
中でも特に「ブラック・ジャック」が。
ニヒルでクールな間黒男の様な大人になりたいと、子供心にずっと僕は思っていた。

それは男の生き方の指針としてもしかり、恋愛観にしてもしかり、生死観にしてもしかりである。
物語で扱うテーマは実に様々で、それは人生万般に亘る。少年誌でこのような深遠なテーマに基づいたハイレベルな物語が毎週描かれていたなど今となっては少し信じがたい。
しかも毎週毎話完全に読み切り。規定の頁内に濃い内容をサラリと書き込んでしまう手塚先生の漫画家としてのみならずストーリーテラーとしてのその力技の凄さは小学生にも十分理解できた。


今の僕は娘たちのためにヘタウマな絵をたまに披露するくらいで、漫画家になる夢はいつか潰えたけれど。
でも僕の人生の色んな局面で、ブラック・ジャックの様々なシーンが思い出されてくるという事だけは確かである。
それは間黒男本人の生き方や考え方だったり、時には登場人物たちの言葉や振る舞いだったり。


ということで。

本日付けで新しいカテゴリー、「ブラック・ジャック面」 を新設することといたします(笑)
そして更に、今年から小学校にあがった娘たちに本日より「ブラック・ジャック」を伝承し始める予定です(笑)
僕の娘として生まれてきた以上、申し訳ないが諦めておくれ娘たちよ。


で手始めにブラック・ジャック文庫版第一巻を娘に手渡す。
「人面瘡」から読み始めてしまったのがちょっと心配っちゃ心配だが(笑)


Hyoutantsugi

| | コメント (3) | トラックバック (0)

劇的ビフォーアフター

ここだけの話、先月半ばから我が家のリフォームを行っていた。
リフォームとはいえあのテレビ番組のような全面的リフォームではない。
浴室と脱衣室のリフォームである。


実はここ数年、我が家では浴室水回り系に色々と問題を抱えていた。

まず、給湯器がヤバかった。
外部の配管部分からポタポタと水漏れし、その水漏れ量たるや一晩でバケツ数杯分にものぼる。
そのせいで給湯器の使用を極力避けねばならないという事態に陥り、かと言って使わないわけにもいかず、真冬の間など風呂上りにせっかく温まった身体を寒風に晒し外の湯の元栓を締めに行かなければならなかった。

それから、浴槽がヤバかった。
湯を張った状態で浴槽内で体を動かそうものならギシギシと異音が認められ、また浴槽の底はベコベコとしておりいつズコーンと底が抜けても家族誰一人決して驚きはしないだろう状態にあった。

また、これが一番の問題(というか不満点)は、「浴室が狭い」ということであった。
この家に入ってから十数年、これだけは最初からどうにも満足出来ない点だった。ましてや家族が増え、子どもたちと一緒に入る時など痛切にそれを感じるようになった。なんせ双子ですから、6歳児とはいえただでさえ小さい浴槽に3人も同時に浸かったらそりゃあなた。身動き取れませんわ。


数年前に業者から見積もりをとったことがある。浴室リフォームと言う観点で。
その時は、なんとン百万かかると言われた。お風呂でン百万でっせ。ビックリです。水回りのやり直しってそんなものなんかなあ。でも高いなあ。無理だ。で諦めました。
でもこの時実行に踏み切らなくて正解でした。もし実行に移していたらば我が家の家計はきっとその後のリーマン・ショックで悲惨かつ壊滅的な状況に陥っていたことでしょう。


でこの春。
子どもたちも大きくなってきたし、どうせいずれやるならいつでも同じだ、ならば早い方がいいということで。
別の業者さんにダメもとで見積を取ったら意外と実現可能な数字を出してきたので熟考に熟考を重ね、悩みに悩んだ末に結論を出しました。決行です。
子どもたちの春休みを利用し、短期集中型でやっつけてもらいました。

生活しながらのリフォームというのも、日に日に変化が手に取るようにわかって面白かった。
子どもたちも大喜び。毎日進捗状況の写真撮ったりしてね(笑)
テレテーンテテレテレン♪などと口ずさみながら(笑)

狭い浴室と広い脱衣室を思い切って入れ替えるというプラン。
狭い浴室と広い脱衣室、ってよくよく考えるとなんじゃそれ?でしょう。どちらに居る時間が長いか、リラックスするにはどちらが適しているか、という観点に立つと考えるまでもありません。
動線も大きく変わって、玄関前を通ってお風呂に行かなくても済むようになりました。来客時なんかはお風呂から出れませんでしたから。

浴室の仕様や脱衣室の壁紙なんかを決めるときも本当に楽しかった。新車のスペックをああでもないこうでもないと悩むときのような楽しみ。
ショールームにも実物見に行って、想像をふくらませたり。
で給湯器も一緒に交換。火力もパワーアップされてこれで湯になるまで1分近くも待たされずに数秒で湯になるという寸法(笑)


で結果。
かつては夢だった浴槽内で脚を伸ばせる!という悦楽に浸ることが出来るようになった次第であります。


でも何より、子どもたちと奥さんが喜んでくれるのが一番嬉しい。


ということで基本的にあまりお風呂が好きでもない(笑)この僕がそれ以来、毎日どんなに遅くなっても欠かさずお風呂に入るようになってしまったのであります(笑)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月 8日 (木)

中学生の時。


横溝正史の悪霊島を読んだ。氏の生前最後の長編小説。
映画化もされた。キャッチコピーは「鵺の鳴く夜は恐ろしい」である。ご存知だろうか。
タイトルからしてあまりに怖すぎそうで劇場には観に行けなかったが(笑)
でも別にホラー映画ではないのでそういう意味では全然怖くはなかったのだけれど。

まあ僕の場合、テレビでこの映画のCMが流れ、そのBGMに釘付けになってしまい、そこから逆に興味が湧いて原作を読むという流れだっただけで特に横溝正史好きというわけではありませんでしたが。

さてその映画のBGM。これがビートルズだったのである。
「Let it be」と「Get Back」の2曲。
その当時ビートルズの楽曲を使用するには著作権の関係で現在とは比較にならないくらい莫大な費用がかかったそうで、あの角川春樹さんをもってしても2曲が限界だったとか。
そういえばたしか武田鉄矢さんの坂本龍馬のドラマでも随分思い切ってふんだんにビートルズの楽曲を使用していたような気が。


さて鵺(「空に鳥」とも書きます。たしか小説では「空に鳥」でした)。
いわゆるもののけである。
平家物語にも特別出演(笑)しているそうで。
悪霊島ではたしか鵺の鳴き声は逢瀬の合図であったと覚えている。
あ、もしかして映画のBGM、ビートルズの「Blackbird」夜の鳥?から来てたりして?違うか(笑)


ずいぶん前のことだけれど、テレビのクイズ番組でこの字が出題された。
前述の理由から僕は即答することができた。
たまたま一緒に見ていた親族全員が即答した僕を尊敬の眼差しで僕を見た。
後にも先にもその時だけのことである。尊敬の眼差しを浴びたのは(笑)


で鵺。
さあなんと読むのでしょう。
まあ別に読めたって大した自慢にはなりませんが(笑)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2010年4月 3日 (土)

オッサンサウンド

会社帰りのバスの中のこと。
賛否両論論の続き。


三重交通の高速バス。
22時を回ると流石に車中は空いていると思うかもしれませんが、いやいやどうして。結構な混み具合なわけです。満席に近くなります。サラリーマンなかんずくオッサンの軍団で。まあ不本意ながら僕もそれに含まれるわけですが。
時間も時間だから、酔っぱらいのオッサンも増えてきます。特に週末にもなると。
僕の場合単純な残業ですけど。


で昨夜。
会社帰りのバスの中のこと。
僕の後ろにオッサンが座った。
見るからにオッサンらしいオッサンだ。


バスが出発して最初、オッサンは何をなさったか。
ガムを噛み始めたのだ。クッチャクッチャクッチャクッチャ、と。
時々、ウーイという溜息なのか何なのか分からない声も発する。
クッチャクッチャクッチャクッチャウーイだ。
クッチャクッチャクッチャクッチャ、で、ウーイです。
で、クッチャクッチャクッチャクッチャウーイだ。


僕は読書に集中しようとしたがどうにもそのサウンドが気になってしまい集中出来ない。
結局読書は諦めケータイをプチプチすることに切り替える。
最近mixi版まちつくが伸び悩んでいるのだなあ。

そのうちオッサンは静かになった。寝たのかもしれない。
ようやく安心した僕は再び読書に戻る。
坂の上の雲。司馬遼太郎さん。
だんだん面白くなってきて今めっちゃいいとこなんだよなあ。


そのうちオッサンはイビキをかき始めた。
これはまあ、お決まりのパターンだ。諦める。読書に集中する。
すると今度は僕のお腹が微かに鳴った。
そういや残業しながらお菓子をパクついただけで他には何も食べていない。昼飯食べてからゆうに10時間を経過しているのだから無理もない。ああお腹すいた。


すると唐突にオッサンが新たなサウンドを発した。


ゲップだ。
寝ゲップだ。
エ゙ゥ゙ー的な。サウンドだ。


エ゙ゥ゙ー的なサウンドだけならいい。
まだいい。

どうやら後部座席のオッサンはつい先程ニンニク系の何かを食したらしく、座席の隙間から強烈な臭気が僕を襲う。
不覚にも僕のお腹が又鳴る。
嗚呼、餃子食べてえ。
僕は不覚にも率直にそう思う。
切に、そう思う。


程なく僕の降りるバス停が近づいてくる。これでオッサンからようやく開放されるというわけだ。
だがオッサンは最後に、究極ともいうべき最終兵器を温存させていたのだ。


オッサンは放屁した。

それはそれは小気味よい程清々しい乾いたサウンドだった。
ほど好く力の抜けた、それでいて充分な音圧を持つ堂々としたサウンドだった。


30分ほどのバスの旅。
もはやアーティストと呼ぶに相応しいオッサンは、己の肉体を駆使し実に様々なサウンドで僕を翻弄してくれた。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

情けない週末

もう他人同志じゃないんだ
こんな胸の想い
迷うこともなく あなたに惚れたんだ
予感は当たっていた
あなたと初めて出逢った夜
ささやく言葉に 身体が震えたぜ

町を歩く二人に
地図はいらないぜ
パーキング・メーター
ウイスキー 地下鉄の壁
Jazz men 落書き 共同墓地の中
みんな雨に打たれてりゃいい

もう他人同志じゃないんだ
あなたと暮らしていきたい
生活という うすのろがいなければ

町を歩く二人に
時計はいらないぜ
死んでる噴水 酒場
カナリアの歌 サイレン
ビルディング ガソリンのにおい
みんな雨に打たれてりゃいい

もう他人同志じゃないんだ
あなたと暮らしていきたい
生活という うすのろを乗り越えて


(情けない週末 佐野元春)

---

中学を卒業して、高校に上がった頃。それから、社会人になりたての頃。
よく聴いていた。

今でも、ふとした時に甦ってくる。
素直になれないとき。
意地を張って、ちゃんと伝えられないから、情けない気持ちになる。
あの頃から変えようにも変えられない。


まったく情けない。
情けない男の、情けない週末。


遠い思い出は、懐かしくて、陽だまりの中にいるようだけれど。
やっぱりどこか切ない。
それが初恋なのだろう。


ああ情けない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月 2日 (金)

賛否両論論

今日の帰宅途中。


栄の街を歩いていると、男女の話す声が聞くともなく耳に入ってきた。
彼氏は自転車を片手で支えながら彼女に話し掛けている。彼女は彼氏の話す言葉に耳を傾けている。
僕は歩きながら二人に近付いていく。


擦れ違いざまにちらっと横目で見ただけだが、彼氏の方は水嶋ヒロ風の20代半ばのイケメン。彼女の方は30代と思しきOL風。

彼氏が彼女に何かの説明をしている。二人共、大真面目な顔である。

「でさ、賛否両論だったんだよ」
「そうなんだ、サンピリョウヨン」
「違う。サンピリョウロン」
「サンピロウヨン?」
「違うって。サンピリョウリョン。あ違う、賛否、両論」
「賛否、両論?」
「そう。賛否、両論」


一体何について話をしていたのだろうか。
僕には知る由もない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年4月 1日 (木)

鼬ごっこ

自動洗浄器を使用した場合、ほど好い刺激で更に催し二度三度ということはないだろうか。

僕は、毎回だ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2010年3月 | トップページ | 2010年5月 »