VOX PYTHON STRAP考
僕の愛器であるRickenbacker 325を吊るVOX PYTHON STRAPを購入するに至るまでの経緯についてはこちらで以前に触れました。
このVOX PYTHON STRAP(ヴォックス・パイソン・ストラップ)、LIVE映えする事この上ない上に果てしなくカッコイイギター用肩紐なのでありますが、実は一つ問題があったのです。
問題とはいえそれは機能上の問題ではなく、外観上の問題です。
その問題とは。
曇るのです。
メッキ面が。
果てしなく。
この写真ではちょっとわかりづらいでしょうか。
メッキ面を手で触ったりすると指紋や脂分が付きます。
すると数日後にはその痕跡がくっきりと表面に付着・硬化し、拭いても拭いても取りきれない曇りが残ってしまいます。
特にLIVEで汗をかいた時なんか乾拭きせずにそのまま放置しておくと、翌日にはもはや取り返しの付かない状態に。
実際僕の場合取り返しがついていなかったのであります。
このメッキ部分の曇り、拭いても拭いてもキリがなく、症状は悪化の一途を辿りました。これには参りました。
どうしたものかとバンド仲間や楽器屋の店員さんにあちこちに色々相談してみたがあまり参考になる回答は得られませんでした。
PYTHON STRAPはこれが宿命みたいなもんです、ジョン本人のヤツも間違いなくクッモクモだったはずです、それも「味」のうちだからなすがままが一番、Let It Be!です、とアドバイスしてくれた人もおりました。
まそりゃそうかもしれないけれど。
しかし元々ピカピカのツルツルだったものがあれよあれよという間にモクモクのザラザラになっていくのを何も出来ずにただ見守っていくのはやはり忍びない。
色々なクリーナー(例えば管楽器用のシルバーポリッシュとか)を手に入れて試してみたけれどどうも今ひとつ効果がない。
僕の求める効果とは。
それは劇的な効果だ。
メッキ面の曇りを一掃し新品同様の輝きを取り戻し、なおかつそれが持続するというものだ。
そしてそれがついに見つかった。
これだ。ワンとぅ~スリー。
SIMICHROME POLISH です。
「染み・苦労無・ポリッシュ」とはまたストレートなネーミングと思ったがどうやら染みは関係ないようです♪
このシミクロームポリッシュ、相当なスグレモノです。
ぶっちゃけ、その効果効能にはブッ飛びます。
さすが世界一の工業国ドイツの逸品。ドイツにはマニアックで優れた工業用品が沢山在ります。ドイツ大好き!惚れ直しました。
このSIMI CHROME POLISH、本国ドイツではクルマのメッキパーツのクリーナーとして標準採用されており、BMWやメルセデス・ベンツ、フォルクスワーゲン等に納品するパーツの表面保護剤として開発されたもののようです。
流石、独逸。独り逸かしています。
藁にもすがる思いでやっと巡り会えたこのシミクロームポリッシュ、それは僕の求める条件のすべてを満たしてなお余りある効果を発揮してくれました。
使用方法としては何の苦労も要りません。さすが苦労無♪もうエエ。
ごく少量をウエスに取り、それでメッキの曇った部分を軽く拭くだけで取れるわ取れるわあれよあれよという間にウエスが真っ黒になります。
そして・・・結果はご覧のとおりです。Awesome!!
どうですか奥さん。この輝き♪
もちろんギターに限らずその他の鍍金品の曇り落としとしても使えます。応用範囲は幅広いです。まさに万能。
ただし金メッキのものには使用出来ません。金色が剥離してしまいます・・・。
Epiphone REVOLUTION CASINOのゴールドパーツのペグで実証済みです。あの時は泣きました。グローバーのゴールドペグ6個中数個、シルバーになっちゃってます。
それはさておき。
シミクロームポリッシュ、オススメです。超オススメです。
メッキパーツのお手入れでお悩みの方はどうぞお試しあれ♪
Yeah SIMICHROME POLISH、SIMICHROME POLISH.
Oh SIMI SIMI, SIMICHROME POLISH.
Awesome SIMICHROME POLISH!
いぇい シミクロームポリッシュ、シミクロームポリッシュ。
おお シミ・シミ シミクロームポリッシュ。
オーサム シミクロームポリッシュ!
シミクロームポリッシュよ永遠なれ。
※2011年1月にこの記事を上げようとして忘れていました。
約一年半放置してやっと君に陽の目を見せてあげる事ができました。
すまぬ、シミクロームポリッシュよ。
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