中学二年のバレンタインの時に、同級生の女の子からチョコレートと手紙を貰った。
生まれて初めて貰った本命チョコだ。だって手紙付き。そりゃドギマギしたさ。
その子は直接渡す勇気が出なかったとのこと、だから彼女の親友に託してそれは僕の手元に届けられた。
女性とお付き合いをするなどそれまでの僕の人生でヤマダカツテなかった体験。もちろんそれはお互いが。
当然デートなどしたことすらない。何処に行くでもなく公園を手を繋いで歩いてみたり。
交換日記など…したり…か~ッ思い出すだけでカユクなってくる(^^)
その当時はケータイもパソコンも何もない。
学校が終わってから、お互いが家に帰ったあとの唯一のコミュニケーション手段は自宅電話。
毎日、毎日。電話しまくったさ。今日は僕から、明日は君から。そう二人で決めて。
それで、口で言えないことは交換日記に思いの丈を書いたり。
はあ…なんて清純な。こよなく愛すべき若かりし時のふたり(^^)
校内で二人だけの秘密の時間と秘密の場所を決めて、授業が終わったあとにそこで待ち合わせして。
背中を壁につけて今日あったことを話ししたり。
彼女の家の近くまで遠回りして一緒に帰ったり。クラスのみんなに見つからないように。
ん…これは今回の本題じゃない。
何で俺こんなこと書いてるんだ?? あかん、今回チャランポランになりそう。
え~件のものはさだまさしさんの名曲です。(1985発売のアルバム ADVANTAGEに収録)
おむすびクリスマスです。時期外れも甚だしい(^^) だって書きたいんだよ今。許して(^^)
歌を聴いて、初めて泣くという僕にとって貴重な体験をさせてくれた曲です。
さださんは稀有の詩人であり、そして稀有のストーリーテラーでもあります。
歌詞の内容はこうです。
君はもう忘れてしまったかしら 二人だけのクリスマスイヴ
あの頃僕等お互いの愛の他 何も持たなかった
それでも僕等は精一杯に 生きようとしてたね
ケーキの代わりに 君がこさえた おむすびの塩が胸に沁みた
おむすびクリスマス 忘れない 笑いながら泣いていた君を
おむすびクリスマス 本当は とても幸せだったと後で気付いた
ね…。
んー、こうやって書いてしまうとどうってことないな(^^)
でもこれが曲に乗るとね、来るんです。
おむすびクリ~スマ~スの「マ~ス」のところでホラ、アレ、クリスマスソングとかディズニーでよくあるあの半音下がって上がるあのフレーズ、わかりる?あのなんともじれったいような腋をキュッと締め付けられるようなあの感じ。…分らへんか^^
将来…僕は必ず彼女と同棲して、そしてビンボーになって、それでこの歌にある素敵な世界を経験するんだ、と一人妄想に耽っておりました(^^)
彼女とも、何度か一緒に名古屋市民会館までさださんのコンサートに行った。
そういえばたけスンともよく二人で一緒に行ったな。さださん聴きに(^^)
中学二年から始まり、そして7年付き合った彼女と、いつからかすれ違うようになった。
いつの間にか僕は社会人に、彼女は短大生になった。
会える時間が限られてきたことも勿論ある。
でも、お互いが共有するものが、段々、少なくなっていった。砂山がゆっくり崩れるように。
そして彼女は僕を離れた。僕は数年引きずった…僕という男はそういう人間。
そんな時にこの歌と出会った。
僕は、これを真夜中にヘッドホンをして聴いたのよ。
いくらなんでもそのシチュエーションはヤバいな。…ちょっとコワイ?^^;
その時以来。
自分でも思い掛けなく何かが心の琴線に触れると、すぐ、泣くようになってしまった。
…それって女々しい?
それは音楽に限らず。例えば蛍の墓とか(^^)
それだけじゃなく、自分でも予想がつかない様なありえない場所や状況で。
人から見たらきっと不自然な時に僕は偶に、泣いてしまうことがあります。
…あーやっぱりチャランポランな内容になってしまった(^^)
書かなきゃ良かった。泣こかな~。

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