ブラック・ジャック面

2010年4月 9日 (金)

ブラック・ジャック

今更ながら、手塚治虫先生は偉大だ。


小学生の頃。
僕は漫画家になるのが夢だった。

ファンレターを数通出した。手塚先生に。小4の頃。少年チャンピオンで毎週「ブラック・ジャック」が現役バリバリに連載されていた時代のこと。
ご丁寧に先生は、その都度必ず返信してくれた。小学生の僕に。中には直筆のサイン付きのものまである。今や家宝だ。


今こうして振り返ってみても、先生の作品が僕の人格形成に多大な影響を与えたことは間違いないと僕は断言出来る。
中でも特に「ブラック・ジャック」が。
ニヒルでクールな間黒男の様な大人になりたいと、子供心にずっと僕は思っていた。

それは男の生き方の指針としてもしかり、恋愛観にしてもしかり、生死観にしてもしかりである。
物語で扱うテーマは実に様々で、それは人生万般に亘る。少年誌でこのような深遠なテーマに基づいたハイレベルな物語が毎週描かれていたなど今となっては少し信じがたい。
しかも毎週毎話完全に読み切り。規定の頁内に濃い内容をサラリと書き込んでしまう手塚先生の漫画家としてのみならずストーリーテラーとしてのその力技の凄さは小学生にも十分理解できた。


今の僕は娘たちのためにヘタウマな絵をたまに披露するくらいで、漫画家になる夢はいつか潰えたけれど。
でも僕の人生の色んな局面で、ブラック・ジャックの様々なシーンが思い出されてくるという事だけは確かである。
それは間黒男本人の生き方や考え方だったり、時には登場人物たちの言葉や振る舞いだったり。


ということで。

本日付けで新しいカテゴリー、「ブラック・ジャック面」 を新設することといたします(笑)
そして更に、今年から小学校にあがった娘たちに本日より「ブラック・ジャック」を伝承し始める予定です(笑)
僕の娘として生まれてきた以上、申し訳ないが諦めておくれ娘たちよ。


で手始めにブラック・ジャック文庫版第一巻を娘に手渡す。
「人面瘡」から読み始めてしまったのがちょっと心配っちゃ心配だが(笑)


Hyoutantsugi

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