音楽・芸術面

2012年3月31日 (土)

ルーツ of ルーツ

中学生の頃、この本が僕の全てでした。

Sadamasashi


正確には本ではありません。
ドレミ楽譜の「レコードコピー ギター弾き語り さだまさし全曲集」です。

暇さえあればこのスコアをめくり、寝る間も惜しんでギターと歌の練習に励んでいました。
僕にとってのバイブルと言っても過言ではありません。

このドレミ楽譜のスコア、手書きの歌詞とスコアが妙に温かかったです。とても綺麗な文字でした。
いったんこの手書きスコアにハマっちゃうと他のスコアがそっけなく感じたものです。
このシリーズ、もうとっくに絶滅しちゃってるんだろうなあ。
おかげで今やプレミアが付いてウン万円の価格が付いているようです。

いまだに実家の押入れに大事に眠っています。売ったりすることなど出来やしません。
大体がボロボロでイタズラ書きだらけのものが売れるはずありませんが(笑)

さだまさしの他にもその当時第一線のニューミュージックアーティストと呼ばれていた方々のスコアも持っていました。
松山千春、アリス、中島みゆき 等々。
勿論、すべて手書きスコアの『ドレミ楽譜』のものであります。


ルーツはいつまで経ってもルーツです。

まさにルーツofルーツ。
ルーツ中のルーツ。
キングオブルーツ。

ルーツルーツ。
嗚呼ルーツ。
ルーツでルーツなドレミ楽譜。

ドレミの手書きスコアよ永遠なれ。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2012年3月25日 (日)

すべらない話

もう受験も終わっている時分なので、すべらない話というよりむしろすべる話をします。

以前せっせと書いたこの記事からの続きです。
もう何年も月日が経っちゃってます。


すべり止めの話です。
ピックの話です。ピックのすべり止めです。
勿論ギターの弦を弾くピックです。アイスピックじゃありません。


ピックの形状にはまあ色いろあるのですが、僕の場合エレクトリックにはホームベース型、アコースティックにはトライアングル型を使用しています。
ピックの形状はここではあまり関係ありませんのでこれは余談。


でピックのすべり止めについてです。

ピックたるもの、どんなピックでもすべります。必ずすべります。
その対策としてはピック表面にカッターで切り傷をつけたり、あるいはスポンジを貼り付けたり等とどなたも色々と工夫されてるようです。
中にはすべり止めがあらかじめ付いているタイプのピックもあるようですが、これは形状が限られてきます。
上述のように、形状にもこだわりを持っている僕のような者にとっては自分が今まさに使っている「ピックのすべり」という現象は看過できない課題なのです。


特にライブ時。
指先が汗で湿ってきた時など特にポロッといっちゃいます。でどこかに転がって行ってしまいます。
プロミュージシャンなどはマイクスタンドにピックをコレでもかッちゅうくらいひっ付けて湯水のようにピックを使いライブ演奏に臨んでいますが、僕にはそんな勿体ないことなど出来ません。

確かにピック一枚の単価は安いかもしれません。
ですが使い込んですり減ったピックには愛着も湧くし、何より「アタリ」が付いているので指への馴染み具合が全然違うのです。
自慢ではありませんが僕はここ数年、どこかに無くすか余程のことがない限り同じピックを使い続けています。
つまり、僕にとってはピックは消耗品などではなく「立派な楽器の一部」なのです。


前置きが長くなりましたが、そんな僕にとって大事な大事なピック君のすべり止め対策についての話です。


すべり止め対策ににおける初期の段階で僕は、ピックにサンドペーパーを細かく切って両面テープで貼り付けていました。
これは同じバンドの名ギタリストであるタケすんから伝授された手法でした。
この手法、なかなか悪くありません。否むしろ良いです。

【Fig.1】
Pick_bekkou
※ちなみにこのピックは本物の鼈甲製で、ビートルズの面々が当時使用していたものと同等品です。ピックとしては結構な高額商品になります。余談ですが。


【Fig.2】
(左がサンドペーパーを貼っているもの)
Pick_before
※こちらはFERNANDESのナイロン製ホームベース型。単価100円くらいです。

ですがこのサンドペーパー&両面テープ案、経時劣化というか、所詮サンドペーパーなので使っている間に表面からどんどん「砂」が落ちて行ってしまい、最後にはツルンツルンのただの厚紙になってしまうのが難点でした。
あと両面テープが疲れてしまい、放っとくと糊の成分が染み出してきて指先がネチョネチョになってしまうのもちょっとアレなのです。
それから、使用感に一番影響するサンドペーパーを貼った後のピックの「厚み」にもいまひとつ満足ができませんでした。要は違和感バリバリなのです。


で僕が最終的に辿りついた究極のすべり止め対策。
この秘密兵器の登場です。


これです。
【Fig.3】
Pick_perara


これは、伝票をたくさん扱う部署の同じ会社のおとっつあんが仕事中に使っているのをある日偶然目にし「ソレなんですか?」と尋ねて紹介してもらったものです。

商品名は『ペララサークル』、キャッチフレーズは『指に貼るスベリ止め 伝票めくり らくらく!!』というものです。


つまり文具です。文房具です。


この『ペララサークル』、いわゆる「指サック」の発展版で、指サックは指に被せて使うものであるのに対し、ペララはダイレクトに指に貼り付けて使う という発想に立った商品です。

指に貼る。ハッキリ言ってかなり大胆な発想です。
基本、使い捨ての商品です。
楽天などでの商品のレビューを読むと、中には指に貼ったまま何日も使い続けるツワモノもいるようです(笑)。


触り心地は程良くしっとりした抵抗感があり、指先と対象物との引っかかり具合も上々。
厚みは正確にはわかりませんがコンマ何ミリと薄いのが魅力です。
わかり易く言うと耐水性の布系の絆創膏のような感じです。

【Fig.4】
Pick_perara2


で、ペララ。
おっちゃんにコレを紹介して貰ったその瞬間、これをピックのすべり止めに流用できないか?と僕は閃いたのでした。


告白すると、最初、僕はこのペララをピック本体ではなくキャッチフレーズにある通り素直に己の指に貼ってライブに臨んでいました。
ですが僕がライブ中にかく汗は尋常じゃないものがあり、3ステージまで粘着力が持たなかったのです。

また、「ビジュアル重視」の僕のバンドとしてはどうしても先入観でこのおっちゃんくさいアイテム(出会った時の第一印象による先入観です、あくまで)が指先に付いていてはどうもアレで、何よりライブ終了後にファンの方と握手をする際に指先にこんなおっちゃんくさいものが引っ付いていては盛り上がった気分もぶち壊しになってしまいます。

ならば指ではなくピック側に貼ってみたらどうだろう?
とハタと気付いたのは愛しのペララを何枚か無駄に消費してしまった後でした。


で結果そのはこの上なくグーです。ほとんどすべりません。
厚みも薄いので、ピックを使用する際の違和感は全くなし。
耐久性は、使用頻度にもよりますが僕の場合1年以上は軽くもっています。
ただ使っているとどうしても黒ずんでくるので若干見た目はアレになってきますが、使用感に殆ど変化はありません。ボロボロになるまで使えます。

【Fig.5】
(左が貼りたて、右がしばらく使用したもの)
Pick_ba


価格的には一袋40玉入りで2~300円と使用頻度からすると殆どタダみたいな値段です。
適当なところで貼り替えればあっという間に元通りです。
今のところ袋の半分くらい残っていますので、この調子で行くとあと10年は持つような感じです(笑)


このペララサークル、ピックに貼ってすべり止めとして使っているのは日本でも恐らくごく少数なのではないかと思います。…もしかして僕だけだったりして?
楽器屋さんでちょっと小洒落た商品名に変えて売りだせば、バカ売れするような気もします。


興味のある方は、是非試してみてください♪


以上、すべらない話でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年3月10日 (土)

幸福者

ずいぶん会っていない友達から自主製作のCDが突然、届きました。


CDが届いたこと自体とても嬉しかったのはもちろんですが、おそらくは色々あっただろうにも拘らず、元気にひた向きに生きようとしている志が作品から伝わって来て、僕は計らずも泣けてしまいました。


ちょうど一年前の出来事を人並み以上に重く受け止め、そして現場で汗を流された彼から生まれた作品には、優しさと愛情が溢れていて、強く心をうたれます。


彼という人間が僕は好きです。無条件に。


彼のような友達がいてくれるというだけで、僕は幸福者です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年2月17日 (金)

顔からファイアー

そういえば先日、楽器屋さんにふらっと立ち寄った僕は、店頭に並べてあったRolandの新しいキーボードの試奏をしたのです♪

具合の良いことにヘッドフォンがあったのでそれを装着して。
じっくり楽しんだのです。
誰にも邪魔されたり、聞かれやんように。
独りの世界です♪

で最近のキーボードは素晴らしいなあ~でもアナログ時代の音の方がやっぱり好きだなあ~でもやっぱりRolandだなあ~しかしよく出来てるなあ~いい音だなあ~などと感心しながら昔とった杵柄で、オフコースの「メインストリートを突っ走れ」やら「いくつもの星の下で」やら「流れゆく時の中で」やら(何故かヤスさんの曲ばかり笑)、ついでに調子に乗ってビートルズやらイーグルスのデスペラードやらをここぞとばかりに思い付くまま時の経つのも忘れ、己の気の済むまで弾きまくったのでした。

店頭で。


で一仕事終えたかの如く、僕はふ~…っと大きく息を吐き、そしてヘッドフォンを耳から外して鍵盤の上に置いたんです。

そしたら。

何故か音が。
鳴るんです。


何故か音が鳴っとるではないですか。
キーボードの横の備え付けのスピーカーから。

恐る恐る鍵盤を押すと。
音が鳴っとっとではないですか。


しかも結構なボリュームで。


瞬間的に顔から火が出た僕は、くるっと踵を返し、そしてかなりの速足でその場を立ち去ったことは言うまでもありません。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2010年5月 3日 (月)

反省

あまりここにこんなことは書きたくはないのだが、自分への戒めも含め敢えてここに記録しておきたいと思う。


先日の四日市「Last Waltz」さんでのLIVE。
個人的には、若干(というかかなり)悔いが残った。
大事な局面で、幾つかミスをしてしまったからだ。
それもミスするんじゃないかという予感というか前兆みたいなものを感じていた上でのミスであったので尚更だ。避けようにも避けれなかったというか。いや、それは言い訳だ。もしかしたら避けられたのかもしれない。だから余計に情けない。


大事な局面。
それは僕のギターが前面に出る曲で、あろうことか左腕から指が演奏中につってしまい、それ以降まともにコードが押さえられなくなってしまったのだ。


LIVE中、なかんずく演奏中。
集中して良いパフォーマンスを成し遂げようとするときに、何より大切なのは心のありようだ。意志の力だ。
音楽を「Play」するときに、何よりも必要なのは集中力と注意力を妨げる因子を心から排除することなのだ。それが不安因子であれば尚更のことだ。


余談だが僕が演奏に向きあう上でもはやバイブルとなっている一冊の書がある。
バリー・グリーンさん、ティモシー・ガルウェイさん共著の「演奏家のための「こころのレッスン」―あなたの音楽力を100%引き出す方法」という本だ。
これは、スポーツの分野で多くのトップアスリートたちに用いられている「インナー・ゲーム」という手法を音楽に大胆に応用した画期的な書である。
そこには要約だがこうある。

---
良い音楽を演奏しようとした時に、何か心に一つでも引っかかっているものがあると、音楽に集中する余力はその時点で50%に落ちる。

【集中度:100%=音楽:100%】
【集中度:100%=不安な要因:50%+音楽:50%】

つまりたったの一つでも演奏以外のことに気を散らしてしまうだけで、パフォーマンスは見事に半減してしまうのだ。もしそれが二つ以上なら、良い演奏など出来るはずがないところまで集中力というものは落ち込んでしまう。
例えば、
【集中度:100%=退屈:35%+自信あり気に見せる:15%+過去の成功:15%+LIVE後の食事:10%+音楽:25%】
というように。

もちろん私たちは、音楽のみならず何かに取り組むとき、「気を散らす」ことがいかに危険かよく知っている。
しかし私たちは一体どのくらいの頻度でそのことについて考え、実際に音楽に集中して邪魔者を避けようと本気で行っているでしょうか…
---


この本で、面白いと思った部分が数多くある。
なかでも、音楽とはスポーツに共通している部分がとても多いと言う考え方だ。
そもそも両者共に「Play」するということにおいて。そしてどちらも基本的に観客の前で演技されるということにおいても。

アスリートたちが競技に向かう直前に集中を高める行為とその姿勢は、僕たちミュージシャンも真摯に学ぶべきだ。ただそれは無論、楽しく演奏するために。悲壮感とは違う。
だが音楽を「Play」することに対して、いい加減な姿勢でLIVEに取り組んで、いい演奏ができるとは僕は思えない。


僕は演奏中に指がつってしまった。もうそれは仕方ない。百歩譲って。
僕がギターのコードが押さえられなくなった理由の一つ。それは本当に腕の筋肉が痙攣してしまいどうにもならなくなったためだ。
だがまだ大きな理由がある。実はこちらの方が厄介だったのだ。


腕の痙攣は時間の経過とともに回復したのだが、僕の中に、もしかして又つるんじゃないかという恐怖心が芽生えてしまったことなのだ。そう。つまり腕がつってしまった瞬間に僕は言わばパニックになってしまった。一瞬でも心が折れてしまったのだ。
だからそれが演奏に大きく作用し、情けないことにそれ以降のステージまで引きずってしまった。
これはカッコ悪いこと甚だしい。だからこんなところで書きたくはなかったのだが。まあここまで書いてしまったのだから諦めて続けよう(笑) 戒め戒め。


で。

あ。

なんかスッキリした。ここまで書いて(笑)
腕がつるのはもしかしたら筋力の衰えつまり老化のせいかとか練習不足のせいとか色々後悔して悶々としておったのです。ここ二日。
たしかに、その通りでしょう。まずはギターの自主トレ&筋トレするしかないでしょう。
悶々としてたって何も変わりませんでねえ。

そしてあとは、恐怖心に如何に打ち勝つか。
今回の筋肉のつりという具体的なことだけじゃなく、色んな局面で。

やっぱり、意志の力だ。


LIVEというものは、文字通り生きものです。
余計なことに囚われず、心の底から満足出来るLIVE演奏を目指して、また今日より精進してまいりたいと思います。


恥ずかしいことを書いてしまいました。
このような情けないバンドマンですが、今後もどうか温かくお見守り下さい。すみません。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2010年4月11日 (日)

Sgt. Pepper Live

CHEAP TRICK。

ビートルズの最高傑作アルバムとも言われる"Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band "を丸ごとLIVEで再現してしまったバンド、それがCHEAP TRICK。

中年を遥か通り超した還暦の世界最強おやじバンド、CHEAP TRICK。
音楽に歳は全く関係ないことを証明してくれたバンド、CHEAP TRICK。
CHEAP TRICKよ。CHEAP TRICK。
嗚呼CHEAP TRICK。


"Sgt. Pepper's"と言えば'67当時ビートルズがテクノロジーの粋を結集させてロックのみならず音楽の持つ可能性を極限まで押し上げ創り上げた金字塔と呼べる作品であり、これ以上は作り込む事が出来ないほどの多重録音と高い音楽性を兼ね備えた世界最高のロックアルバム。

そもそも"Sgt.Peppers"をLIVEで再現しようとすること自体、無謀中の無謀。
それこそ、無理・無茶・無謀の3M。それ以外の何者でもない。


それをこの人たちは。あろうことかLIVEで完全コピーをやってのけてしまっているわけです。それも難無く見事に。完璧に。
脱帽です。ホールドアップです。
アルバムのタイトルはずばり "Sgt. Pepper Live" 。



Cheap Trick performs Sgt. Pepper / Las Vegas, NV

しかしそれにしてもこのオッサン達、ジョージの "Within You Without You"までやってしまうとは(笑)
どうやって再現してるのだろう?映像を見たいけど輸入盤のDVDはリージョン・コードの関係で読めそうにないので諦めています。

アンコールの最後を "The END" で締めるところもまた渋い。
ビートルズ好きならこのアルバム、一聴の価値ありです。大ありです。オススメです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年3月 9日 (火)

「生きる」のコード進行について

前回の記事からの続きになりますが性懲りも無くハマっています。ハマり続けています。「生きる」に。
ここまでハマるのも自分にとっては結構珍しいです。いや、そうでもないかな?まいいや。


で「生きる」。
楽曲としての完成度はもとよりそのコード進行が余りと言えばあまりにも素晴らしく、完全に参りました。お手上げです。
妻に聴かせたら「まるでクラッシックだね」と。確かにうん、その通りだと僕もおもう。


先日、バンドの練習が止むに止まれぬ事情により急遽中止になってしまいまして。
とはいえ無理してその時間帯をこしらえていた僕としてはポッカリと空いてしまうその時間を何とか有効利用したいと思い、pinneちゃんに頼み込んでpinne自宅スタジオに無理矢理押入り(笑)自主トレと称してひとり音楽を満喫したのでした。

で何をして満喫したか。
持ち時間(約2時間)をたっぷり使って、「生きる」のコードの音取りをしていたのです(笑)
バンドとは全然関係ない(笑)


でもいい時間を過ごせました。

pinneちゃんスタジオは防音処理はもちろん音響も特筆すべきくらい優れており、不思議なことに普段では聴こえない音までもが聞こえたりするんです。きっとこのスタジオの周波数特性かなんかの関係なんだとは思いますが。なんにしろ音取するには理想的な環境です。
で2時間たっぷりかけまして。心いくまで音取りを楽しんだという寸法です。
偶に気になった曲があると適当にチョコチョコっと音を探して楽しんだりはしますが、ここまで集中して音取りをする気になったのも如何にこの曲にハマっているかの証左(笑)
たしかにバンドとは直接なんの関係もありません。でも僕にとってはこの時間は有意義この上なかったことで、きっと間接的にバンドにも良い影響を及ぼすことは間違いないと確信するものであります。と思います(笑)


でコード進行ですが、代理コードやdimを効果的に使ったりしていて音取り自体が実に面白かったです。すごく勉強になりました。なるほどと感心することしきり。こんな曲創ってその上でこのアレンジは凄い。
この曲を作曲された伊澤一葉氏、素晴らしいです。さすが鍵盤出身のお方です。ギター弾きではこの曲はまず創れないでしょう。とても敵いません。
ビリー・ジョエルの「Laura」のコードを取っていた時を思い出しました。あれも面白いコード進行だったなあ。さすがピアノマンといった感じで。

で「生きる」。
大まかな曲構成としたらザックリ言って1番と2番しかなく、それで5分超。1番だけで約2分半。
前半1番のハーモナイザーを使用した生身の人間の声ではとても出せない音程の重厚なコーラス(いや、山下達郎さんなら出来るかも(笑))。そしてそれに乗せた林檎姫のきわどいヴォーカル。
そしてサビの部分。コントラバス風なAのペダルトーン。その上で変遷し続けるコード進行…僕が一番痺れる部分です。"なんてこの世は果てしないんだろう"で締めくくる部分はまるでマイ・ウェイのようで(笑)とても耳に気持ちよく響く。
さらに後半2番の激しいバンドの突っ走るサウンドに乗せたこれまたきわどい林檎姫のヴォイス。
曲全体が最後まで戦い走り続けゴールしたかのような完走感に思わずブラボー!的な感動を味わえます。


でコード進行。

残念なことに一部分、どうしてもブリッジの箇所だけが良くわからないのです。"木枯らしの喧騒に二人紛れ込んでいたらば…"のくだり。
ルートはDなんですけど、その上に乗るコードが…うまく見つけられません。不協和音のようなそうでないような…。普通じゃないコードなんでしょうか。
この部分どなたか、ご教示願えませんでしょうか??


というよりスコアも発売されてますのでこっちを参照すれば一番手っ取り早いのかも・・・

東京事変/スポーツ (オフィシャル・スコア・ブック)

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2010年3月 6日 (土)

東京事変 生きる

東京事変がすごい。
新譜がすごい。

中でも一曲目、「生きる」がすごい。
曲がすごい。もちろん詩もすごい。

でも何より林檎姫の歌がすごい。
"憧れ続けていた筈の孤独と自由が首を絞める"のキレ方がすごい。
ヴォーカリストとして、表現者として、アーティストとして。

この曲には何かしらすごく空恐ろしいものが秘められている。ような気がする。
本当はアルバム通して聴きたいのだけれど、どうしても一曲目のこの曲だけをヘヴィローテーションしてしまう。何度聴いても震えてくる。
こんな曲を奏でる東京事変というバンド、そして歌う林檎姫。
ちょっと、行き過ぎてます。
暫く中毒状態が続きます。


| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年3月24日 (火)

DESPERADO

名曲中の名曲です。
いわずと知れたイーグルスです。


これが歌いたくて歌いたくて。遂にLIVEでやってしまいました。ちゃんと相方に許可も貰いました。
やるなら出来る限りオリジナルに忠実に。そう考えるとやはりバッキングはピアノです。それ以外は考えられません。
でかなり練習しました。特にイントロを。
譜面なんて持ってませんもんで、あくまで耳コピです。
だからイントロだけは完璧に音を取りました。それ以外の歌の部分のキーのポジションは適当です。コードを間違いなく押さえるのを条件に。あの雰囲気と空気を出せればよいのです。

アレンジとしては2番のサビから入るドラムを相方のカホーンで表現。なかなかうまくいったと思います。


でも何よりドン・ヘンリーのあの声が出したくて出したくて。
英語の歌い回しって発音ももちろんそうだけど日本語とは全く違うので難しいんです。日本人には。
だから原曲を聴いて聴いて聴きまくりました。
150回は聞いたと思います。
でカーステでこの歌を何度も何度もかけているうちに子供たちまで覚えちゃって(笑)
双子のチビが声を合わせて♪デ〜スペラァドゥ って歌いだしたときは笑った(笑)
でもチビがオリジナルのドンヘンリーの声の音源を聴いて「パパの声にちょっと似てるね」と言ってくれた時はお世辞にも嬉しかったな(笑)


歌詞もそらで完全に覚えました。まあ150回も聴いたら覚えるわな(笑)
でもそれでもまだまだなんです。人前でLIVEで歌うという行為とは。やっぱり崇高なんです。畏れ多いんです。
…でも歌ってしまったのですなあ。
まあ、チャレンジ精神ということで(笑)


多くのアーティストにカヴァーされている理由も肯けます。
歌の持つパワーというものを実感させられる歌は、こうして実在するのです。



もう一つの映像は僕の尊敬するアーティストである佐藤竹善さんのヴァージョンで。


| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年2月10日 (火)

音楽の絵本

2月7日に桑名市民会館大ホールにクラッシックのコンサートを聴きに行ってきた。

F004757720080508182439_2『音楽の絵本』コンサート


子供たちと近所にあるサンシティに行った時。
そこのインフォメーションコーナー付近に貼られたこのポスターを目にした瞬間。
心奪われ「行こうか」となった寸法である。
無論、心奪われたのは僕である。


だが何しろ果たしてクラシックのコンサートだ。
子供たちはジッと耐えうることが出来るだろうか。というような心配はそもそも完全に杞憂であり、会場に着くや否や居るわ居るわちびっ子が。乳幼児が。生まれたてと思しき赤子まで。
そう、これはちびっ子を対象としたコンサートなのだから。

とは言え、子供向けと侮ることなど出来ない。
音は最高だった。一流の演奏家が集結している。大人が聴いても聴き応えのあるステージに純粋に感動しました。


出演は管楽器組のオカピさん率いる「ズーラシアンブラス」、弦楽器組の「弦(つる)うさぎ」。
演奏家全員が動物の着ぐるみ(というか被りもの)を身に纏っての演奏である。
その衣装はクラシックのコンサートだから写真の通りタキシードとドレス。
そして全員手袋着用。人間ではないわけだから肌の露出があってはならぬという寸法か。なるほど。

ここだけの話僕も昨年末に着ぐるみ的なものを身に纏い演奏した経験がないわけではないのでその苦労は若干は分かります。
あれはやり辛かろう。弾きにくかろう。手袋着用でヴァイオリン?まじで??ビックリしました。でも何より暑かったでしょう。うんうん。みなさま本当にお疲れ様でした。


それにしても前述の通り音は一流。
動物の演奏家の方たちは一言も声を発することなく、音楽だけで観衆を魅了するわけです。いや、音楽だけでなくその身体の動きやアクション、そしてステージング。
言葉でなく身体の動きで笑を誘うなんていう芸当はまさしくもうパントマイム芸術の域にまで達しています。何より音楽で人を笑わせるっていうことは本当の実力を必要とする最も難しいこと。
恐れ入りました。音も演出もまさに芸術。


ホールとしては結構小さい方なのかもしれない桑名市民会館大ホール。それでも最新鋭の立派なホールだ。
流石にマイクで音は取るだろうと思いきや完全なアンプラグド。
管楽器はまあ分かります。ですが弦(弦楽四重)もマイクなし。生音一発勝負。
そのサウンドはもの凄く綺麗でそして繊細で、まさに「音」とは目には見えないけれど空気を伝って耳に届くという感じがよく分かりました。それを改めて教えて貰えただけでも感動です。


090207_150944で演目が終わってからロビーでサイン会があるといいます。
子供たちにサインどうする?と確認するまでもなくパンフレットを購入しそこにサインして貰おうと僕の一存で決定。
ついさっきまでステージの上にいた人たちがいま目の前に!すっかりミーハーですわ(笑)
でもなんだろう、このドキドキした感覚。握手させてもらおうかな。要はファンになっちゃったってことですわ。ハッキリ言うと(笑)


僕たちの席はかなり後方だったので、チビたちはステージ上で見えるサイズと今目の前にいる人(動物)のサイズが感覚的に一致しなかったみたいで、目の前の彼らの思いの外大きいその頭部にチビCは恐れをなし、握手を拒むとオカピさんは何とも悲しそうなジェスチャーを(笑)
どこまでも芸達者な人たち。愛すべき楽団。うん。完全にファンです。


また近くにコンサートに来てくれたら絶対に聴きに行こうねと一同堅く約束をして帰途についたのでした。


------
あと余談ですが。
本当の余談ですが。


F0047577_8492234弦うさぎさん達。
ドレスもとても美しくて、演奏も素晴らしくて。お辞儀のしかたも本当に愛らしくて。
最高なんです。


けど、
どうしても、あの。


矢追純一さん系の。
あの、


グレイに。


見えてしまうんですが。

あ、いや、でもだって皆さん出てきたら泣き出す子供結構居たんです(笑)
…でも僕は大好きですよ~!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧