娘たちの授業参観に参加した。
僕としては、初めての経験になる。ちょっとドキドキした(笑)
入学してまだひと月も経っていないので、子どもたちはまだ幼稚園の延長の様な感じであった。
明らかに生徒数より多い保護者。土曜日ということもあって父親も多かった。
子どもたちは普段と違う雰囲気の中で大喜びではしゃぎながらも緊張気味のようであり、心なしかどうやら先生も緊張されてたような(笑)
今年の一年生は各クラス29名の3クラス。きょうび、比較的多い方なのかもしれない。
うちは双子で、小学校から別々のクラスになった。
ということで授業中にクラス移動。
つまりハシゴだ(笑)
保護者たちは教室の後ろ側にズラッと陣取り、そこに割り込めない人は何故か教室の入口前の廊下にかたまっている。奥の窓の方はガラガラなのに。廊下からビデオを持つ手だけ差し入れて撮影してたり。中、入れよ(笑)
僕が次のクラスに向かった時はそんな感じだったので、すんませんねえ的に窓際に入り込んで行った。
同じ学年の教室をハシゴするというのは、あまり出来ない経験かもしれない。
全く同じ内容の授業をしているにも関わらず、先生の姿勢や教え方、考え方、ひいては性格でこんなにも空気が変わるものなのだと肌で感じる。
先生の色で、生徒の色も変わってくる。よく考えるとこれは大変なことだ。やはり教師という仕事は聖職だ。
わが子を、どうかよろしくお願いします。
そんなほのぼのとした雰囲気の中、教室で授業を受けるという感覚を、僕は久しぶりに思い出した。
なにより僕としては、机の使い方を。
遠き思ひ出。
僕は授業中ちょっと暇になるとよく鼻クソをほじっていた。
その鼻クソを、僕は自分の机の裏側にひっつけていたことを唐突に思い出したのだ。
一年間、自分の机は固定であるが次の学年に上がるとき、たしか机は残していったはずだ。
次に僕の机を使うことになった生徒の心境は僕は知る由もない。
一年間蓄積された鼻クソで。ガビガビになった机。
嗚呼。
いい思い出である。
今となっては、何もかもみな懐かしい。
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